日本キリスト教団

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主日礼拝

 主日礼拝

毎週日曜日 午前10時30分

12月31日 

12月31日
説教「降誕からの問い」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

言葉が肉となって、私たちの間に宿られたというキリストの降誕は、
この世の現実に神の子が宿ったことをも意味する。
それは私たちの何気ない日常の一コマに神は宿られたということだ。

掲示の言葉

何気ない日々
 今年も過ぎ行く
日常の大切さに気づく
 新年であるように

聖書:

しかし、マリアはこれらの出来事を
すべて心に納めて、思い巡らしていた。

旧約聖書:

箴言 16 章1〜2節

新約聖書:

ルカによる福音書2章8〜 20 節

12月24日 

12月24日
説教「とこしえの光に」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

神が独り子・イエスをこの世へと捧げた日。それは「神の愛が具現化した日」とも言える。神の愛の具現化は、望みなきところに灯されていく光である。その光は人と人を結びつけていく。

掲示の言葉

神は望みなき
 ところへと
自らを捧げ
 臨まれていく

聖書:

その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。

旧約聖書:

イザヤ書 11 章1〜5節

新約聖書:

ヨハネによる福音書1章6〜 14 節

12月17日 

12月17日
説教「幼子イエスの命を守るために」 
鬼形惠子牧師

説教の要言

無力な幼子としてこの世に来られたイエスを、 命をかけて守った人たちがいた。
それが平和の主を守り、育てたのである。

掲示の言葉

クリスマスが
 世界中の子どもたちにとって
神さまと人からの
 愛を感じる時となりますように

聖書:

ヨセフは起きて、夜のうちに幼子とその母親を連れてエジプトへ去り、ヘロデが死ぬまでそこにいた。

旧約聖書:

イザヤ書9章5節

新約聖書:

マタイによる福音書2章1〜 15 節

12月10日 

12月10日
説教「周縁に立つ神」 
大野高志牧師

説教の要言

神になろうとする者と、神の代理になりきる者たちがいる。彼らに退けられた民をこそ慈しむ者がこの世に生まれ、その生涯を共に送り始める。

掲示の言葉

命は重い
 誰の命も重い
逃げても奪ってもならぬ
 その重みをそのままに

聖書:

主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ。

旧約聖書:

イザヤ書 40 章1〜8節

新約聖書:

ルカによる福音書3章1〜 18 節

12月3日 

12月3日
説教「僕として待つ」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

聖書の箇所は、マタイ福音書の「小黙示録」と呼ばれる箇所の一部である。キリストを待ち望む姿勢が示唆されている。
私たちは僕として、仕えつつ待ちたいと思う。

掲示の言葉

希望の見えない世に
 光が到来する
それは暗闇に灯される
 御子の降誕である

聖書:

主人が帰って来たとき、言われたとおりにしているのを見られる僕は幸いである。

旧約聖書:

イザヤ書9章1節

新約聖書:

マタイによる福音書 24 章 45 〜 51 節

11月26日 

11月26日

収穫感謝合同礼拝

説教「大切なものを見つける」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

イエスは私たちが迷ったり、道を踏み外しても、 私たちのことを探して下さる。そして呼び続けて下さる。そんなイエスに倣って、私たちも小さな 命を大切にしたいと思う。

掲示の言葉

速さや効率を求める
 利便さの時代
立ち止まって
 小さな命に気づきたい

聖書:

見失った羊を見つけたので、一緒に喜んで下さい。

新約聖書:

ルカによる福音書 15 章1〜7節

11月19日 

11月19日
説教「共なるところから」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

故郷に帰ったイエスを人々は奇異な目で見る。人々はイエスの略歴を語り、拒絶する。しかし把握しているはずの自分の倉から新しいものを取り出すと主は言われる。

掲示の言葉

他者を異質と認識する
 日常的な表象の眼差しが
非日常的な悲劇の
 母胎となることを認識しよう

聖書:

姉妹たちは皆、我々と一緒に住んでいるではないか。

旧約聖書:

エレミヤ書 15 章 17 〜 18 節

新約聖書:

マタイによる福音書 13 章 51 〜 58 節

11月12日 

11月12日
説教「主の和らぎ」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

ラザロの復活の起点にはイエスの激しい嘆きと悲しむ姿がある。そこから死の恐怖や悲しみを和らげる作業が人々に託されている。死や悲しみにがんじがらめになっている友を主と一緒にほどいて行くことが求められている。

掲示の言葉

自分の痛みは
 いつか人をいやす
自分の悲しみは
 いつか人を和らげる

聖書:

イエスは人々に、「ほどいてやって、行かせなさい」と言われた。

旧約聖書:

詩編 31 篇 15 〜 17 節

新約聖書:

ヨハネによる福音書 11 章 38 〜 44 節

11月5日 

11月5日
説教「神にかえす」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

死別に際して、死が人と人との結びつきを切り放してしまうと、私共は悲しみ嘆く。しかしイエスは十字架の死と復活を通して、死してなお、人と人との命のつながりを永遠につなぎ留めて下さった。

掲示の言葉

十字架の主を仰ぐとき
 死によって滅ぼされる人が
永遠の命へと結ばれる
 主の愛の強度がそれを成す

聖書:

神のものは神に返しなさい。

旧約聖書:

ヨブ記1章 21 節

新約聖書:

マタイによる福音書 22 章 15 〜 22 節

10月29日 

10月29日
説教「恐れは平安に」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

私たちの現実を襲う雷鳴は、恐怖と不安を誘う。 しかし宗教改革者ルターの経験は、自分の上に降りかかる困難や恐怖の中に、同時に十字架で痛まれた神の声が響いていることを教えている。

掲示の言葉

激しさを増す対立
 不安や恐怖が鳴り響く
そして神は
 激しく慟哭される

聖書:

子たちよ、言葉や口先だけではなく、行いをもって誠実に愛し合おう。

旧約聖書:

申命記6章4〜9節

新約聖書:

ヨハネの手紙一3章 11 〜 18 節

10月22日 

10月22日
説教「新しい朝へ」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

自らに固執する時を終わらせたいと思う。終わりを受け入れることは大変辛い。しかしその苦しみの時にキリストは復活の希望をもって待っていて下さる。イエス・キリストと共に新しい朝を迎えたい。

掲示の言葉

歴史に学ぶことは
 痛みを見つめること
歴史に生きることは
 恥を引き受けること

聖書:

この地の貧しい民の一部は、親衛隊の長によってぶどう畑と耕地にそのまま残された。

旧約聖書:

列王記下 25 章8〜 12 節

新約聖書:

ルカによる福音書 19 章 41 〜 44 節

10月15日 

10月15日
説教「わたしの名のために」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

特別な宗教的体験は、時に熱狂的に、劇的に語られていく。
熱心さ故に、それを押しつける危険性が潜んでいる。パウロの回心には、苦悩が秘められている。それは十字架の主への共鳴でもある。

掲示の言葉

人間であることの
 深き苦悩が
時に神が共なる
 恵に変えられる

聖書:

わたしの名のためにどんなに苦しまなければならないかを、わたしは彼に示そう。

旧約聖書:

エレミヤ書1章4〜8節

新約聖書:

使徒言行録9章 10 〜 19 節

10月8日 

10月8日
説教「主によって結ばれる」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

現代社会は、人と手を取り合うこと、他者と手を握ることを忘れた時代ではないだろうか。イエスを証しする者は、そんな潮流に立ち止まり振り返っていく。他者と手を握ることで、イエスの奇跡を呼び起こす。

掲示の言葉

自分には何が
 出来るのだろう
何もないが
 人と手を取り合おう

聖書:

ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり歩きなさい。そして右手を取って彼を立ち上がらせた。

旧約聖書:

イザヤ書 49 章 14 〜 16 節

新約聖書:

使徒言行録3章1〜 10 節

10月1日 

10月1日
説教「反比例の出来事」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

神の恵みは受け取るだけでなく、共に分かつことによって増えていく。
分かつことで満ち溢れていく。
故に信仰は逆説的と表現される。信仰とは「反比例の出来事」だ。

掲示の言葉

昨日は何を
 食べましたか
今日は何を
 誰と食しますか

聖書:

弟子たちは、これは自分たちがパンを持っていないからなのだ、と論じ合っていた。

旧約聖書:

出エジプト記 16 章 12 〜 16 節

新約聖書:

マルコによる福音書8章 14 〜 21 節

9月24日 

9月24日
説教「存在の重み」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

伝統的な奉仕の姿を映し出す二人の姉妹である。
しかし著者ヨハネは、何もしないラザロが主を証していることを
伝えている。主によって生かされ、在ることの重みを噛みしめたい。

掲示の言葉

人は自分の証明
 足跡、業績を求める
しかし存在の重みは
 共なる生にある

聖書:

イエスのためにそこで夕食が用意され、マルタは給仕をしていた。
ラザロは、イエスと共に食事の席に着いた人々の中にいた。

旧約聖書:

詩編 104 篇 31 〜 35 節

新約聖書:

ヨハネによる福音書 12 章1〜8節

9月17日 

9月17日
説教「抱きしめる」 
丹羽真理恵神学生

説教の要言

イエスの示す「一人」という存在の価値は、神が愛する絶対的な一人としての価値である。それはまた、虐げられた人々と生涯共に歩み続けたイエスが見出す価値である。

掲示の言葉

剣と怒りを収めて
 平和を祈ろう
手を取り合って
 歩み出そう

聖書:

これらの小さな者一人でも軽んじないように気をつけなさい。

旧約聖書:

詩編 147 篇1〜7節

新約聖書:

マタイによる福音書 18 章 10 〜 14 節

9月10日 

9月10日
説教「信仰という旅」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

家庭内での問題を抱え、あてのない旅へとヤコブは出発する。目的や目標はない。ヤコブの旅は何年も何年も続いて行く。ヤコブの目の前に広がる望みなき地平に、神自らが近づいて来て下さる。

掲示の言葉

混迷を極める世界
  目の前に広がるのは
絶望の地平か
  しかし神が希望を切り開く

聖書:

すると、彼は夢を見た。先端が天まで達する階段が地に向かって伸びており、しかも、神の御使いたちがそれを上ったり下ったりしていた。

旧約聖書:

創世記 28 章 10 〜 22 節

新約聖書:

マタイによる福音書9章 35 〜 38 節

9月3日 

9月3日
説教「はかなき世に」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

人生のはかなさとも言えるどん底に主が居て下さり、私たちを受けとめて下さっている。
そんな主と共なる歩みを祈り願う時、神は私たちを希望の中へと導いて下さる。

掲示の言葉

与えられた人生に
新しい目的と
新しい理解を
見い出せるように

聖書:

しかし、神はわたしの魂を贖い陰府の手から取り上げて下さる。

旧約聖書:

詩編 49 篇 13 〜 21 節

新約聖書:

マルコによる福音書1章 40 〜 45 節

8月27日 

8月27日
説教「わたしもあなたを罪に定めない」 
鬼形惠子牧師

説教の要言

イエスに多くを赦されている私たちが 少しでも多く人を赦し、理解していけるように。

掲示の言葉

憎しみを握りしめていては
その手に神の愛を受け取る
ことができない

聖書:

あなたがたの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。

旧約聖書:

詩編 130 篇1〜8節

新約聖書:

ヨハネによる福音書8章1〜 11 節

8月20日 

8月20日
信徒証詞

説教の要言

与えられた仕事(クレイア)は、困っている人々への奉仕の業であった。
しかし、苦しみにある人々へと仕えることを通して、
その仕事は使徒職(ディアコニア)へと変えられていく。

掲示の言葉

人生には悲しみを
通して開く扉がある
悲しむ者は新しい生の
幕開けに立っている

聖書:

あなたがたの中から霊と知恵に満ちた評判の良い人を七人選びなさい。
彼らにその仕事を任せよう。

旧約聖書:

詩編 104 篇 33 節

新約聖書:

使徒言行録6章1〜7節

8月13日 

8月13日
説教「キリストに向って」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

パウロは復活のキリストと出会い、天から降りてこられた神の着陸の出来事に触れる。
主の十字架上の祈りを自らのこことして聴く時、人間の基底へと降り立つ一歩が生じる。

掲示の言葉

時代の先端を追い求めるのでなく
人間の基底へ着陸しよう

聖書:

神がキリスト・イエスによって上へ召して、 お与えになる賞を得るために、
目標を目指して ひたすら走ることです。

旧約聖書:

詩編 136 篇 23 節

新約聖書:

フィリピの信徒への手紙3章7〜 14 節

8月6日 

8月6日
説教「心を向ける」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

人の苦しみと一つとなられる神へと心を寄せる時、自らの現実を受けとめる力が与えられる。
互いに支え合う輪をこそ形作りたい。

掲示の言葉

今年も暑い夏が
やって来た
熱い思いで
真の平和を願いたい

聖書:

天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、「エッファタ」と言われた。

旧約聖書:

出エジプト記 20 章1〜3節

新約聖書:

マルコによる福音書7章 31 〜 37 節

7月30日 

7月30日
説教「傷を包む神」 
大野高志牧師

説教の要言

人が退けた者を神は見出す。退けられた者を見出し、その傷を包む。
人は悲しみから立ち上がり、復活した方と共にいのちを生き始める。

掲示の言葉

異なる者を
見下す人は
異なる者から
見限られる

聖書:

わたしは命を捨てることもでき、
それを再び受けることもできる。

旧約聖書:

エゼキエル書 34 章1〜 16 節

新約聖書:

ヨハネによる福音書 10 章7〜 18 節

7月23日 

7月23日
説教「今を生きる」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

今は本当に悪い時代だと思う。しかし悪い時代だからこそ、神は私達を主の業に遣わされる。悪いからこそ神は私たちを、より愛して下さる。
神の愛の強度にしっかりと立っていきたい。

掲示の言葉

インターネットで
世界は知れる
しかし現実の世界は
味わえない

聖書:

時をよく用いなさい。今は悪い時代なのです。

旧約聖書:

哀歌3章 40 〜 42 節

新約聖書:

エフェソの信徒への手紙5章6〜 20 節

7月16日 

7月16日
説教「主の庭で過ごす」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

神はイエスを世にお送り下さったことで「主の庭、 神との交わり」を用意して下さった。
イエスを証しする教会こそが、そんな場所や空間でありたい。

掲示の言葉

旅は道連れという
時に靴ズレを起こす
そんな時は休もう

聖書:

あなたの庭で過ごす一日は千日にまさる恵です。

旧約聖書:

詩編 84 篇1〜 13 節

新約聖書:

マタイによる福音書 11 章 25 〜 30 節

7月9日 

7月9日 
説教「命のかかわり」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

「池に入れてくれる人がいない。外の人が先に降りていく」、
「人がいない」との叫びは深刻だ。
競争世界では孤独の深みにはまる。
主は人を命のつながりへと押し出していく。

掲示の言葉

希望、愛情、心
どれも目に見えない
しかし確かに存在する

聖書:

わたしを池の中に入れてくれる人がいないのです。
わたしが行くうちに、ほかの人が先に降りていくのです。

旧約聖書:

詩編 45篇 3節

新約聖書:

ヨハネによる福音書 5章 1〜9節

7月2日 

7月2日 
説教「主の願ったこと」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

祈りは聞かれないのではない。主が共に歩まれることを通して、
私達の思いを越えた天の力を現そうとしておられるのである。
釘を打たれた主の手は私達の痛みを刻み込んだ手である。

掲示の言葉

人生の意味
自分の価値
生きてみないと
わからない

聖書:

なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。

旧約聖書:

エゼキエル書 28 章 24 〜 26 節

新約聖書:

コリントの信徒への手紙 Ⅱ 12 章1〜 10 節

6月25日 

6月25日 
説教「神の光を受けて」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

イエスの出来事は、人の痛みや苦しみに自らが 塩として溶け込み、赦しの光を下さった出来事である。そんな主に遣わされた塩として、他者の痛みに仕える歩みを成したいと思う。

掲示の言葉

有名は歴史に名を残す
しかし無名は
人の心に真実を刻む

聖書:

あなたがたは地の塩である。
あなたがたは世の光である。

旧約聖書:

箴言4章 10 〜 19 節

新約聖書:

マタイによる福音書5章 13 〜 16 節

6月18日 

6月18日 
説教「神のはかりごと」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

「神の経綸・神のはかりごと」は、神が何でも応えてくれることではない。神の経綸はヨブの苦難を神が共に歩み続け、苦しみをご自分の事として受け留めて下さることであった。

掲示の言葉

安全は大事
安心はもっと大事
支え合いで
心は安らぐ

聖書:

わたしが大地を据えたとき
お前はどこにいたのか。

旧約聖書:

ヨブ記 38 章4〜 11 節

新約聖書:

マタイによる福音書 21 章 42 〜 44 節

6月11日 

6月11日 
説教「宝の民として」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

イエスは命の中に神の恵みが宿っており、神が命を愛おしんでいることを教えている。小さな私たちではあるが、神には貴い宝に 見えている。
そんな視座を与えられたい。

掲示の言葉

あなたは貴く、
かけがえがない
あなたの知らない人も貴く
かけがえがない

聖書:

あなたは、あなたの神、主の聖なる民である。あなたの神、主は地の面にいるすべての民の中から あなたを選び、ご自分の宝の民とされた。

旧約聖書:

申命記 7章6〜8節

新約聖書:

マタイによる福音書 6章 25 〜 34 節

6月4日 

6月4日 
説教「教会誕生の前夜」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

聖書の人々は、顔を合わせることすら辛いお互いだった。ユダの葬りは悲しい人間の現実である。しかし、神は祈ることだけは最後の最後まで赦し、残して下さった。祈りが教会を生み出していく。

掲示の言葉

誰の物語にも
祈りがある
祈りとは
人生の通奏低音である

聖書:

彼らは皆、婦人たちやイエスの母マリア、またイエスの兄弟たちと心を合わせて熱心に祈っていた。

旧約聖書:

箴言 16 章 31 〜 33 節

新約聖書:

使徒言行録1章 12 〜 26 節

5月28日

5月28日 
説教「想い起こす神」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

聖霊の力はイエスを想い起こさせるだけではなく、新しい希望へと導いて行く。私たちの中にある弱いメシア的な力をこそ、呼び起こして下さいと祈りたい。

掲示の言葉

様々な音の中に、
沈黙を強いられた声が
漂っていないだろうか

聖書:

世界中どこでも、福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう。

旧約聖書:

出エジプト記 15 章 20 〜 21 節

新約聖書:

マルコによる福音書 14 章3〜9節

5月21日 

5月21日 
説教「さまよえる神の民」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

教会の業も一人の信仰者の証も共に共同作業である。主の出来事は私たちの間に起こったからである。共なる歩みにこそ主は神の業を起こされる。

掲示の言葉

人の苦しみは希望へ
人の痛みは慰めへ
いつの日か、かえられるように

聖書:

わたしたちは、イエスが受けられた辱めを担い、宿営の外に出て、
そのみもとに赴こうではありませんか。

旧約聖書:

イザヤ 57章 16〜19節

新約聖書:

ヘブライ人への手紙 13章 7〜16節

5月14日 

5月14日 
説教「祈りの力」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

愛する我が子のために足もとにひれ伏し、キリストを見上げた母親。
イエスは言われた。「よろしい」、それはかつて誰一人として得られなかった祝福の言葉だった。

掲示の言葉

喜びの日に祈りたい
悲しみの日も祈りたい
自分の事だけではなく

聖書:

主よ、しかし、食卓の下の小犬も、子供のパン屑はいただきます。

旧約聖書:

詩篇 88篇 2〜3節

新約聖書:

マルコによる福音書 7章 24〜30節

5月7日 

5月7日 
説教「あなたがたと共にいる」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

復活のイエスを目の当たりにして、なおも疑う弟子たちがいた。信ずる難しさを伝えている。しかしイエスは、そんな人間の挫折を執り成して下さる。

掲示の言葉

希望で起き立ち、
人が承引をもたらす。
時が転機を与え、
天が結びを約束する。

聖書:

わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。

旧約聖書:

ダニエル書 7章 13〜14節

新約聖書:

マタイによる福音書 28章 16〜20節

4月30日 

4月30日 
説教「主よ共に」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

不安や痛み、悲しみを負わされた弟子達は、イエスに気づかなかった。
しかしイエスは見知らぬ者として弟子達の重荷を背負い、再びパンを、
自らを裂いていく。

掲示の言葉

気づかないうちに
皆に支えられていた。
今度は誰かを支えたい。

聖書:

イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。

旧約聖書:

ミカ書 5章 1〜3節

新約聖書:

ルカによる福音書 24章 13〜35節

4月23日 

4月23日 
説教「閉ざされた世界に」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

復活の主に出会った弟子達は、再び家に鍵をかけて閉じこもっている。恐怖に閉ざされた人間に主は十字架の傷を残されたままでい現れる。人の痛みをいつまでも刻み込むために。

掲示の言葉

足下でけなげに
生きる草がある。
来年も新たな命を
生み出すのだろう。

聖書:

信じない者ではなく、信じる者になりなさい。トマスは答えて、「わたしの主、私の神よ」と言った。

旧約聖書:

ホセア書 11章 7節

新約聖書:

ヨハネによる福音書 20章 24〜29節

4月16日 

4月16日 
説教「ありのままの姿で」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

ありのままにイエスは赦される。しかし「ありのまま」とは自己愛による満足や自己完結の呪縛から解き放たれ、共に生きる「ありのまま」の佇まいのことである。

掲示の言葉

自己に閉じこもると
他者の痛みが感じられない。
解き放たれる心を求めたい。
その人の素晴らしさを見い出したい。

聖書:

そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。

旧約聖書:

詩篇 51篇 1 - 8節

新約聖書:

ヨハネによる福音書 20章 19〜23節

4月9日 

4月9日 
説教「同席するイエス」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

信仰が私達の歩みに実現して行くよう、今もなお、日常に同席されるイエスがおられる。讃美を奏でながら、全身全霊をもって日々の暮らしにイエスを証したい。

掲示の言葉

人の醜さばかりが目に入る。もう一度立ち止まって、その人の素晴らしさを見い出したい。

聖書:

これは、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。

旧約聖書:

詩篇 115篇 1 - 8節

新約聖書:

マルコによる福音書 14章 12〜26節

4月2日 

4月2日 
説教「風景を分かつ」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

家に帰りなさいと言われたバルティマイは、なおもイエスに従った。
強いられた偏見を脱ぎ捨てて、イエスの十字架の風景を分かつために。

掲示の言葉

人と分かち合うことで、新しい風景が見えます。今、誰と分かち合っていますか。

聖書:

盲人は、すぐ見えるようになり、なお道を進まれるイエスに従った。

旧約聖書:

エレミヤ書 29:10 - 14

新約聖書:

マルコによる福音書 10:46 - 52

3月26日 

3月26日 
説教「祈り-御心のままに」 
荒井仁牧師

説教の要言

祈っても悪は蔓延る。祈っても破壊された自然は戻らない。人が成すことは嘆きのみか。否、神は時を経て応えられる。忍耐をもって祈りつつ、救いの時を待ちたい。

聖書:

わたしの神よ、わたしの神よ なぜわたしをお見捨てになるのか。

旧約聖書:

詩篇 22:1 - 12

新約聖書:

マタイによる福音書 26:36 - 46

3月19日 

3月19日 
説教「離反と再会への期待」 
荒井仁牧師

説教の要言

弟子たちの離反を知りながら、イエスはガリラヤでの再会を予告する。再会への熱望が裏切り者を立ち直らせ、弟子たちも再び宣教への使命へと向かう。

聖書:

しかし、わたしは復活した後、あなたがたより先にガリラヤへ行く。

旧約聖書:

詩篇 88:1 - 19

新約聖書:

マタイによる福音書 26:31 - 35

3月12日 

3月12日 
説教「主の晩餐」 
荒井仁牧師

説教の要言

天国の食卓の先取りとして、イエスは最後の晩餐を弟子たちと囲まれた。命を祝福される神の願いとイエスの祈りが、パンと杯として与えられる。

聖書:

これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。

旧約聖書:

詩篇 23:1 - 6

新約聖書:

マタイによる福音書 26:26 - 30

3月5日 

3月5日 
説教「神の憐れみ」 
荒井仁牧師

説教の要言

裏切るユダの罪をイエスは知りつつ食卓に招いた。人生の最後まで赦しに生きられたイエスの前に、私たちは罪を告白し、悔い改めの人生を送るように求められる。

聖書:

「先生、まさかわたしのことでは」と言うと、イエスは言われた。
「それはあなたの言ったことだ。」

旧約聖書:

詩篇 51:1 - 21

新約聖書:

マタイによる福音書 26:17 - 25

2月26日 

2月26日 
説教「神のもの」 
荒井仁牧師

説教の要言

この世はすべて神が造られた。人間は造られた者であり、この世を所有することはできず、管理を委ねられているに過ぎない。自分の命も含めて、すべてを神に返す時を心得たい。

聖書:

皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。

旧約聖書:

創世記 22:1 - 15

新約聖書:

マルコによる福音書 12:13 - 17

2月19日 

2月19日 
説教「捨てられし者イエス」 
荒井仁牧師

説教の要言

預言者迫害の歴史は絶えず、イエスも十字架にかけられた。真実な歩みはこの世に不都合であるが弱き人々には救いの光となる。世の顔色をうかがわず、神の御心に従いたい。

聖書:

家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石となった。

旧約聖書:

エレミヤ書 32:1 - 5

新約聖書:

マルコによる福音書 12:1 - 12

2月12日 

2月12日 
説教「権威」 
荒井仁牧師

説教の要言

地上の権威に頼る者は人からの支持を失えば、存立基盤を失う。イエスの権威は天の神から与えられる。地上の権威は人を束縛するが、天の権威は自由を与える。

聖書:

ヨハネのバプテスマは天からのものだったか、それとも、人からのものだったか。

旧約聖書:

サムエル記上 8:1 - 22

新約聖書:

マルコによる福音書 11:27 - 33

2月5日 

2月5日 
説教「祈りの家」 
荒井仁牧師

説教の要言

祈りの場である神殿はすべての人に開かれる。閉ざしたのは偏狭なナショナリズムであり、自民族優越主義である。神の前で民族に上下はなく、神は偏りなく祈りに耳を傾ける。

聖書:

お前はわたしの子 今日、わたしはお前を生んだ。

旧約聖書:

列王記上 8:41 - 43

新約聖書:

マルコによる福音書 11:15 - 19

1月29日 

1月29日 
説教「枯れる木、茂る木」 
荒井仁牧師

説教の要言

イエスに従う者は、命の水に養われて茂り豊かな実をつける。実は隣人に食べられて命を支える。祝福は増し加えられ、さらに実り豊かな人生を送る。

聖書:

だから、言っておく。祈り求めるものは すべて既に得られたと信じなさい。

旧約聖書:

詩篇 1:1 -6

新約聖書:

マルコによる福音書 11:12 - 14、20-26

1月22日 

1月22日 
説教「ろばに乗る王」 
荒井仁牧師

説教の要言

平和の象徴にして日常生活を守るろばにイエスは乗られ、その姿をエルサレムに現された。攻撃に適さず、急ぐことのない乗り物こそ、弟子たちに相応しい。

聖書:

お前はわたしの子 今日、わたしはお前を生んだ。

旧約聖書:

詩篇 2:7 -12

新約聖書:

マルコによる福音書 11:1 - 11

1月15日 

1月15日 
説教「時と力と祈りを献げて」 
渡辺誉一牧師

説教の要言

神は導く神であると同時に、私達を背後からも支える。人は苦しみや悲しみに直面すると前が見えなくなる。けれども神は倒れそうな私達を背後から支え、共に歩まれる。

聖書:

ひととき、お怒りになっても、命を得されることを御旨としてくださる。

旧約聖書:

詩篇 30:5 -6

新約聖書:

マルコによる福音書 5:35 - 43

1月8日 

1月8日 
説教「エジプト逃亡」 
荒井仁牧師

説教の要言

権力の座にしがみつくヘロデは幼児大量虐殺の罪を犯す。犠牲者の家族は悲痛の叫びを涙と共に散らした。残虐な権力者から守る両親を通して、イエスは神を知る。

聖書:

起きて、子どもとその母親を連れて、エジプトに逃げ、わたしが告げるまで、そこにとどまっていなさい。

旧約聖書:

出エジプト記 4:18 -23

新約聖書:

マタイによる福音書 2:13 - 23

1月1日 

1月1日 
説教「学者たちの捧げ物」 
荒井仁牧師

説教の要言

イエスの誕生に際して、東方の学者たちは高価な贈り物を献げた。惜し気もなく献げるほどに、イエスの誕生は大きな喜びを与えた。恵みに悔いなく応えたい。

聖書:

彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。

旧約聖書:

イザヤ書 12:1 -6

新約聖書:

マタイによる福音書 2:1 - 12


















ご案内車椅子利用、幼ないお子様連れの方へ

当教会の礼拝堂は2階にありますが、車椅子利用、幼いお子様連れの方は、大画面モニター設置の1階集会室で、同時に礼拝していただけます。隣接する「ユニバーサル・ルーム」には、段差の無いトイレ、赤ちゃんのおむつ交換台を備えています。

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  日本キリスト教団  鎌倉恩寵教会
Kamakura Oncho Church

牧師  渡辺 誉一
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