12月26日 (降誕節第1主日)
説教 「光を灯せ」
渡辺誉一牧師
その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。
新約聖書 ヨハネによる福音書1章1~13節(P.163)
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神。
あなたの独子イエス・キリストの降誕を憶えつつ、新しい年へと向かっています。この一年も長引くコロナ禍のために、不安と困難が続いています。けれども、皆が互いに励まし合い、支え合い、祈り合いながら歩んで行くことが出来ますように。来る新しい年は、希望に満ちた年となりますように祈り願います。
今、悲しみや苦しみの中に置かれている人々のところに、クリスマスの平安とお支えがありますように。そして、私たちも命に仕える者となれますよう強めて下さい。
讃美歌 263(1、4番)
説教:「光を灯せ」 渡辺誉一牧師
ヨハネ福音書3章16節の「その独り子をお与えになった」という一句の与えたは「放棄する、捨てる」という意味を持っている。ヨハネ流に表現するのならば、クリスマスとは神がその独り子イエスを捨てた、放棄した、失った日である。ヨハネ福音書の冒頭には、神と共にいた愛するイエスをこの世に与え、この世のために捨てた、放棄した神の悲しみの出来事が告げられている。
12月19日 (待降前第1主日・クリスマス礼拝)
説教 「神様のかくれんぼ」
渡辺誉一牧師
東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。
新約聖書 マタイによる福音書2章1〜12節(P.2)
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神。
今朝、私たちは御子イエス・キリストの誕生を祝してクリスマス礼拝を捧げています。あなたの御子は苦しむ者、悲しむ者、差別をされている者、抑圧を受けている者、希望無き者、小さく弱い者の傍らに、降りたって下さいました。
私たちの世界は、昨年より長引くコロナ禍のために、困難の中に置かれています。どうか、一日も早く終息しますように。そして悲しみや苦しみの中に置かれている人々のところに、クリスマスの喜びが届けられますように。この暗闇の様な状況に希望と平安の光が届けられますように。
讃美歌 256(1番)
説教:「神様のかくれんぼ」 渡辺誉一牧師
東の国からやって来た占星術の学者たちは、幼子イエスと出会うと、黄金、乳香、没薬を捧げた。これらは彼らにとっての商売道具だ。彼らはイエスと出会い「捨てる時、放つ時」を得た。そしてヘロデの道、すなわちこの世の者に生きる道から、別の道を通って帰って行った。イエスと出会い、何かをイエスからプレゼントされて、別の人生へと旅立っていった。
12月12日 (待降節第3主日)
説教 「恐れを解かれた人の賛美」
大野高志牧師
身分の低い、この主のはしためにも 目を留めてくださったからです。
新約聖書 ルカによる福音書1章46〜56節(P.101)
祈祷: 大野高志牧師
御子イエス・キリストの誕生を待ち望むアドベントの中を歩んでいます。
昨年から長引くコロナ禍のために、世の中は不安と困難の中に置かれています。一日も早く終息しますように。悲しみや苦しみの中にある方々に天来のお支えと慰めがありますように。
御子の降誕であるクリスマスが暗闇を照らす光や希望となりますように。
讃美歌 244(5番)
説教:「恐れを解かれた人の賛美」 大野高志牧師
うずくまった、この私。己の非力を嘆きます。その時出会ったあの言葉。心も体もほどかれました。そして私は気づきます。大きないのちがこの中に、小さな私に宿ったことを。それが私を歌わせる。一歩前へと進ませる。もう孤独などではないのですから。
12月5日 (待降節第2主日)
説教 「讃美の回復」
渡辺誉一牧師
すると、たちまちザカリアは口が開き、舌がほどけ、神を賛美し始めた。
新約聖書 ルカによる福音書1章57〜66節(P.101)
祈祷: 渡辺誉一牧師
あなたの御子イエス・キリストの誕生を待ち望むアドベントに入りました。
世界は昨年からコロナ禍のために不安と困難の中に置かれています。未知のウィルスによって多くの命が奪われ、苦しみや悲しみの中に沢山の方々が佇んでいます。どうか天来のいやしと慰めがありますように。そして一日も早く終息しますようにと祈りを合わせます。
クリスマスが暗闇を照らす光や希望となりますように。
み名によって、み前におささげいたします。 アーメン
讃美歌 237(1番)
説教:「讃美の回復」 渡辺誉一牧師
言葉を失い、自らの意思を伝える術を失った期間が、ザカリヤにとっては悔い改めの時となった。彼は沈黙の内に神の出来事を思い巡らし、神の言を噛み締め祈り続けた。やがて月が満ちて男の子が与えられると、ザカリヤは躊躇することなく「ヨハネ」と名前を記した。人々はこの名前を不思議に思ったが、ザカリヤの決心は変わらなかった。
11月28日 (待降節第1主日)
説教 「主があなたと共におられる」
鬼形惠子牧師
天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」
新約聖書 マタイによる福音書1章18〜23節(P.1)
ルカによる福音書1章26〜28節(P.100)
祈祷: 鬼形惠子牧師
愛する天の神様あなたのみ名を賛美いたします。一週間のそれぞれの働きを守り、今日の聖日礼拝へと招いてくださいましたことを感謝いたします。コロナウィルスの影響で、長く教会に来られない方々もおられます。教会のHPで礼拝を覚えて祈りを共にされている方々の上にも、あなたの恵みが共にありますように。共に集うことが叶わなくても、互いに祈り合うことができる教会としてください。今日からアドベント第1週に入ります。コロナの影響がこんなに続くとは、去年のクリスマスには考えていませんでした。教会の礼拝や活動も変わりました。でも、どんな時にもあなたが中心にいて私たちを招き、わたしたちと繋がって下さっていることを忘れることがありませんように、私たちの信仰を強めて下さい。
今年もアドベントを共に迎えることができ、心から感謝いたします。
コロナによって、困難な生活の中にある方々やそのご家族をお支えください。医療や介護に携わる方々の健康をどうぞお守りください。これから寒い季節に向かいます。路上での生活を余儀なくされている方々や、生活に不安を感じる方々をお守りくださいますように。クリスマスの恵みを、どんな時であっても、私たちがより多くの方々と分かち合うことができますように、どうぞ導いてください。
この祈り、愛する主イエス・キリストのみ名によって、み前におささげいたします。 アーメン
讃美歌 386(1番)
説教:「主があなたと共におられる」 鬼形惠子牧師
コロナの自粛生活が長引く中で、人との交流に億劫になってはいないでしょうか。主イエスは、私たちと共にいるためにこの世に来てくださいました。共にいることの困難さを越えて、喜びを分かち合う関係を築いていきたいと願います
11月21日 (降誕前第5主日)
説教 「小さな一粒」
渡辺誉一牧師
新約聖書 マタイによる福音書13章31〜33節(P.25)
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神 今日は収穫感謝日です。あなたの大きな恵に与っている幸いを心から感謝することが出来ますように。けれども世界の飢えや貧困を思わされます。世界が隣人を憶えて、分かち合うことが出来ますように、導いて下さい。私たちも自分の事だけを思うのではなく、他者を思い、分かち合い、励まし合い、共に歩んで行くことが出来るようにして下さい。
日曜日の礼拝を憶えつつも集えない方々がいます。どうか皆のところにあなたが共にいて下さいますように。そして一日も早く、このコロナ禍という状況が終息しますよう祈ります。
讃美歌 386(1番)
説教:「小さな一粒」 渡辺誉一牧師
当時、パン種は不浄とされた。イエスが不浄とされるパン種をたとえとして用いるのは、不浄とされた人々、取るに足りないと云われた人々、いかがわしいとされた人々にこそ神の御心が寄せられているからである。ここにイエスの逆説がある。
11月14日 (降誕前第6主日)
説教 「顔を上げよ」
渡辺誉一牧師
新約聖書 ルカによる福音書18章9〜14節(P.144)
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神 あなたが私たち一人一人に呼びかけ、御前に集められていますこと感謝いたします。どうか礼拝を通じて、あなたが共にいて下さることを、しっかりと感得することが出来ますよう導いて下さい。この日を憶えつつも礼拝に集えない方々のところにも、あなたが共にいて下さいますように。一日も早くコロナ禍が終息しますよう祈ります。
困難の中にあってもお互いに支え合い、励まし合い、祈り合って歩んで行くことが出来ますように一人一人を強めて下さい。
讃美歌 442(1、5番)
説教:「顔を上げよ」 渡辺誉一牧師
ファリサイ派の人にとって徴税人は、己の幸せをはかる道具であり、徴税人より自分はましだという比較の為の踏み台であった。人は人との比較が幸福感の秤、物差しになりかねない。神の目よりも人の目を気にしているのである。一方の徴税人は神殿から遠くに離れていた。神の前で顔を上げることが出来ない悔いる姿である。
11月7日 (降誕前第7主日)・永眠者記念礼拝
説教 「神が見ておられた世界」
渡辺誉一牧師
新約聖書 ローマの信徒への手紙12章1〜8節(P.291)
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神 本日は聖徒の日・永眠者記念礼拝を捧げております。あなたの御前に召された愛する兄弟・姉妹を思います。地上においては、確かに限られた命ではありました。愛する方々であったからこそ、悲しみも痛みを深いものであります。しかし、あなたはその悲しみも痛みも、苦しみも、御子イエス・キリストをお遣わしくださることで、ご自信のものとして下さいました。悲しみふさぐ私たちに限りない愛と希望と、勇気を下さいました。イエスの十字架の死と、復活を通して、み国での命をも約束下さいました。御国へと凱旋された信仰の先達、愛する兄弟姉妹を通して、主が永遠の命を備えて下さったことに、今一度示されつつ、あなたを仰ぐ者と導いて下さい。
今日の日を憶えつつも礼拝に集えない方々のところにも、あなたが共にいて下さいますように。祈りによって皆が一つと繋がれますように。そして一日も早く世界のパンデミックが終息しますよう祈ります。
不安や困難の中でこそ、私たちがお互いに支え合い、励まし合い、祈り合って歩んで行くことが出来ますように導いて下さい。
讃美歌 573(3番)
説教:「神が見ておられた世界」 渡辺誉一牧師
使徒パウロはローマの信徒の手紙の中で、私たちは「キリストに結ばれて一つの体を形づくっており、各自は互いに部分なのです」と私たちはそれぞれ体の器官なのだと云っている。私たちは一人ひとりが別のところで生まれ、別の人生を歩み、また別のところで生涯を閉じていく。けれどもパウロは、人は夫々であるが、決して孤独ではなく、皆深いところでキリストにつながっていると云う。
永眠者祈念式 記念者芳名朗読
追悼祈祷
10月31日 (降誕前第8主日)
説教 「パウロとして生きる」
渡辺誉一牧師
新約聖書 コリントの信徒への手紙一15章1〜11節(P.320)
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神 主日の日曜日を迎え、あなたを讃美し、祈りを献げます。未だに続くコロナ禍によって、不安な日々を過ごし皆が疲れを覚えています。どうか、あなたのお癒しとお支えが一人一人のところに届けられますように。礼拝に集えない方々のところにも、あなたが共にいて下さいますように。離れていても祈りによって皆が一つと繋がれますように。そして一日も早く世界のパンデミックが終息しますよう祈ります。
不安や困難の中でこそ、私たちがお互いに支え合い、励まし合い、祈り合って歩んで行くことが出来ますように導いて下さい。
讃美歌 9(1、4番)
説教:「パウロとして生きる」 渡辺誉一牧師
パウロの手によるこの箇所には、復活のイエスとの出会いが想起されている。実はこの箇所は現在入手できるイエスの復活を証する最古の文書でもある。かつてパウロはキリスト者を迫害し、多くの信仰者をその手にかけて殺害をしてきた悪魔の様な存在だった。しかしそんなパウロがイエスの弟子集団に加えられていった回心の証言でもある。
10月24日 (降誕前第9主日)
説教 「希望への転換」
渡辺誉一牧師
主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。
新約聖書 マタイによる福音書15章21〜28節(P.30)
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神 長引くコロナ禍によって、今日も礼拝に集えない方々を憶えます。どうか今、夫々の場に合っても共に祈りを合わせることが出来ます様に導いて下さい。そして、あなたが共にいて下さいますように。願わくは、一日も早く感染拡大が終息しますように祈ります。
世界が互いに尊重し合い、手を取り合って歩んで行くことが出来ます様に。争いや憎しみが地上より消え去りますように導いて下さい。
讃美歌 32
説教:「希望への転換」 渡辺誉一牧師
カナンの女性は突き放された。しかし彼女は神が私たちに向ける愛は深く、時に私たちの想像を超えていることを信じている。愛するわが子のために、足もとにひれ伏し、キリストを見上げ、キリストを見つめ続けた母親にイエスは言われる。「婦人よ、あなたの信仰は立派だ」、それは、かつて誰一人として得られなかった祝福の言葉である。
10月17日 (聖霊降臨節第22主日)
説教 「神の息づく空間」
渡辺誉一牧師
あなたの出で立つのも帰るのも、主が見守って下さるように。今も、そしてとこしえに。
旧約聖書 詩編121篇(P.968)
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神 コロナ禍が長引いています。苦しむ多くの人々に、あなたの癒しとお守りがありますように祈ります。一日も早く、感染拡大が終息しますように。
今日も礼拝に集えない方々を憶えます。どうか今、夫々の場に合っても共に祈りを合わせることが出来ます様に導いて下さい。主が共にいて下さることを信じ、歩んで行くことが出来ます様に。
讃美歌 127(1番)
説教:「神の息づく空間」 渡辺誉一牧師
トゥルナイゼンという人が詩編の慰めについて「深く息をつくことの出来る時と
場所、安堵することの出来る瞬間、それは神の自由な空気の中で、わたしたちが深く息をつけること」と語っている。詩編121篇の歌い手も、人間が置かれている不安や苦しみといった深淵に、神が確かな和らぎを届けて下さるという理解を強調している。
10月10日 (聖霊降臨節第21主日)
説教 「ありのままの姿を」
渡辺誉一牧師
「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。
新約聖書 マルコによる福音書2章13〜17節(P.64)
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神 世界のために祈ります。自由と平和をもたらして下さい。貧困や対立を克服する知恵と力を与えて下さい。皆が共に手を取り合って歩んで行くことが出来ますように導いて下さい。
コロナ禍が長引いています。苦しむ多くの人々に、あなたの癒しとお守りがありますように祈ります。そして一日も早く感染拡大が終息しますように。
讃美歌 429(1番)
説教:「ありのままの姿を」 渡辺誉一牧師
レビは収税人であったが為に人々から嫌われていた。きっとレビ自身も自分に嫌気がさしていたことだろう。しかしイエスと出会いによって、神に愛されている自分に気づいていく。愛されている喜びを自分と同じような境遇の人々に伝えていく。イエスに愛されて、人を愛する喜びへと導かれ、レビは立ち上がっていった。
10月3日 (聖霊降臨節第20主日)
説教 「神のはかり事」
渡辺誉一牧師
なぜ、我々をエジプトから導き上ったのですか。荒れ野で死なせるためですか。
新約聖書 民数記21章4~9節(P.249)
祈祷: 渡辺牧師
主なる神 10月の第1主日を迎えました。本来なら今日は世界聖餐日であり、主イエス・キリストの出来事を憶えて聖餐に与る日です。しかし昨年から長引くコロナ禍故によって、一年半も聖餐式に与ることが出来ません。一日も早く、この不安と困難な状況が終息しますように。そして皆で主の聖餐に与ることが出来る日が来ますように祈ります。どうか礼拝に集える者も夫々の場にて祈りを合わせている者も等しく、あなたの出来事が注がれますように。守り導いて下さい。
コロナ禍の中にあっても、主の導きのもと、歩んで行くことが出来ますように。
讃美歌 78(1番)
説教:「神のはかり事」 渡辺誉一牧師
民は途中で耐えきれなくなり、今この瞬間を生きる食べ物を求めていく。これまでの導きと支え、これから先へと続く旅を神が導くという希望を忘れていく。目先のことを優先することで人は生きず、人は死んでしまうということが語られている。しかし同時に神に立ち帰る時、人は再び命を得ていくことも語られている。
9月26日 (聖霊降臨節第19主日)
説教 「軛と安らぎ」
渡辺誉一牧師
わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。
新約聖書 マタイによる福音書11章25~30節(P.20)
祈祷: 渡辺牧師
主なる神 今朝も礼拝に集えない兄弟姉妹方を憶えます。それぞれの場にあって今、共に祈りを合わせることが出来ますようお導き下さい。そして主のお守りが豊かにありますように祈ります。
昨年から長引くコロナ禍故に、不安や困難な状況が続いております。どうか苦しむ人々、大変な状況にある人々をお守り下さい。なかなか出口が見えませんが、この状況が早く終息しますように。
今日から始まる新しい一週間も、主の導きのもと、歩んで行くことが出来ます様に。
讃美歌 436(1番)
説教:「軛と安らぎ」 渡辺誉一牧師
マタイ福音書11章に収められているイエスの言葉の内、28節から30節はルカ福音書にはない。28節から30節はマタイ福音書だけが伝えるイエスの言葉となっている。この言葉はトマス福音書90節にあり、軛と安らぎ、安息は対になって語られている。そしてその前にくびきを負い、イエスに学ぶという条件が含まれている。
9月19日 (聖霊降臨節第18主日)
説教 「向き合う方」
渡辺誉一牧師
旧約聖書 創世記4章1~16節(P.5)
祈祷: 渡辺牧師
主なる神 長引くコロナ禍故に、不安や困難な状況が続いております。苦しむ人々、大変な状況にある人々を支え、お守り下さい。一日も早く終息しますようにと祈ります。また台風による大雨の被害が心配されます。どうぞお守り下さい。
今朝も礼拝に集えない多くの方々を憶えます。共に祈りを合わせることが出来ますように。夫々の生活の場にあって、主のお守りとお支えがありますように。
讃美歌 437(1番)
説教:「向き合う方」 渡辺誉一牧師
カインという名前は「形づくる、創造する」という意味を持っている。アベルという名前は「はかなさ、空虚さ、無意味、無価値」という意味を持っている。名前が意味するように、神が「創造する」カインを顧みずに「無意味、無価値」なアベルを顧みたところにこそ、神の御心が示されている。そんな神はカインに向き合っている。
9月12日 (聖霊降臨節第17主日)
説教 「人間の漁師」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺牧師
主なる神 不安や困難な状況が続いておりますが、この中を主イエス・キリストが共に歩んで下さることを信じていくことが出来ますように。コロナ渦で苦しむ人々、大変な状況にある人々を支え、お守り下さい。一日も早く終息しますようにと祈ります。
礼拝に集えない方々を憶えます。共に祈りを合わせることが出来ますように。夫々の場に合っても天来のお守りとお支えがありますように祈ります。
讃美歌 457(1番)
説教:「人間の漁師」 渡辺誉一牧師
イエスは、ガリラヤ湖で網を打っていたペトロとアンデレに向かって「人間をとる漁師にしよう」と声をかけられた。「人間をとる漁師」という言葉は、キリスト教会ではいつしか牧師や伝道者、あるいは教会における伝道、宣教の働きを意味するようになった。しかし、人と共に生きる漁師こそが必要なのである。
9月5日 (聖霊降臨節第16主日)
説教 「苦しみと喜びの間」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神、長引くコロナ禍が一日も早く終息しますように。この時も、教会に
集うことの出来ない多くの兄弟姉妹を憶えます。どうか変わらない天の祝福とお守りがありますように祈ります。離れていても心を一つに祈りを束ねて下さい。
多くの方々が困難な状況下にあります。どうかそれぞれに相応しい支えと助けがありますように。共に支え合い、励まし合って歩んで行くことが出来ますように。
讃美歌 409(1番)
説教:「苦しみと喜びの間」 渡辺誉一牧師
今朝の聖書箇所には「その間、野獣と一緒におられたが、天使たちが仕えていた」とある。多分、イエスの生涯に表現されているように、最後まで私たちの人生に野獣は居続けるのだろう。とすれば、私たちもまた野獣たちと一緒に生きていくことを覚悟せねばならないのだろう。しかし一方で、同時に天使たちが仕えてくれることも教えている。
8月29日 (聖霊降臨節第15主日)
説教 「安心して行きなさい」
鬼形惠子牧師
イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。」
祈祷:
愛する天の神さま、今日もこうして、共に礼拝を守れたことを感謝します。コロナの広がりの中、不安を覚えることも多い毎日ですが、今日の聖書の女性のように、あなたを信じて自分ができることに新しい1歩を踏み出すことができるように私たちを導いてください。この小さな祈り、主イエスキリストの御名によって御前にお捧げ致します。
讃美歌 132(1番)
説教:「安心して行きなさい」 鬼形惠子牧師
人々の前で、自分の抱えてきた苦しみを語ることができた女性は、イエスに促され、新しい生き方へと歩みだしていく。
8月22日 (聖霊降臨節第14主日)
信徒証詞
命ある限り、わたしは主に向かって歌い長らえる限り、わたしの神にほめ歌をうたおう。
祈祷: 渡辺牧師
主なる神、今日は信徒証詞の礼拝です。証をされるお二人の方々を豊かに祝して下さい。語られる証を自らのこととして受けとめることが出来ますように。
そして教会の信仰の輪を強めて下さい。共に助け合い、祈り合って歩む群れとして下さい。教会に集えない方々を憶えて祈ります。どうか等しくあなたの祝福とお支えがありますように。
コロナ禍によって苦しんでいる多くの方々をお支え下さい。一日も早く終息しますように祈ります。
讃美歌 旧517(1、2番)
信徒証詞
本日は信徒の方々の証を聴く礼拝である。礼拝なので証の背後に神の働きがあることを憶えたい。そして自らの事として受けとめたい。一人一人が生かされている恵みに感謝をし、主に応答していきたい。
8月15日 (聖霊降臨節第13主日)
説教 「祈り合う群にこそ」
渡辺誉一牧師
パウロは皆と一緒にひざまずいて祈った。人々は激しく泣き、パウロの首を抱いて接吻した。
祈祷: 渡辺牧師
主なる神、雨が降りしきる中、許されて教会へ集えますこと感謝いたします。
けれども、この雨とコロナ禍によって多くの方々が教会に集うことが出来ません。
皆に等しくあなたの祝福とお守りがありますようにと祈ります。そして不安や困難の中にある多くの方々をお守り下さい。一日も早くコロナ禍が終息しますように。
平和を思うこの8月、二度と過ちを犯さず、互いに尊重し合い、共に手を取り合い、支え合って歩んで行ける社会、世界が訪れますように。主が指し示す平和を、私たちにも示して下さい。そして平和を作り出すことへとお用い下さい。
讃美歌 旧517(1、2番)
説教:「祈り合う群にこそ」 渡辺誉一牧師
信仰を得るということは、その困難の中に向かう自分を激しく泣き崩れ、胸を痛めてくれる信仰の友がいることに気づく事である。更に信仰を得るということは苦しむ友のために、涙を流し、共に痛むことへと促されることでもある。
祈り合う群れ、その只中にこそ神様の光が差し込んでいく。
8月8日 (聖霊降臨節第12主日)
説教 :「意味を問われて生きる」
大野高志牧師
わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。
祈祷:
主なる神、平和を思う8月を過ごしています。どうぞ争いのない平和な世界が訪れますように。皆が尊び合い、手を取り合って歩んで行ける世界が来ますように祈ります。
感染拡大の大きな波に襲われています。困難の中におられる方々をお守り下さい。そして一日も早くコロナ禍が終息しますように祈ります。不安の中にあっても、主の平安と希望に生きて行くことが出来ますように。
讃美歌 204(3番)
説教:「意味を問われて生きる」 大野高志牧師
神より前には出ることができない。神より前に勇んでも、そこにはどこか偽りが
ある。だから下がれ。下がっておれ。そしてあなたを徹底的に守ってくださるその方にこそ問え。「あなたは私に何をお望みなのですか」――たおやかな平安が備えられる。
8月1日 (聖霊降臨節第11主日)
説教 「主なる神は近い」
渡辺誉一牧師
隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。
祈祷: 渡辺牧師
主なる神、本日は平和聖日です。過去の過ちにしっかりと目を向け、二度と悲劇を繰り返さないように、平和への誓いを堅く立てていくことが出来ますように。そのためにも、人間の造りあげたものを拝まずに、平和の主に従い行くことが出来ますように、私たちをとらえて下さい。争いや対立のない世界が訪れますように、心から祈ります。
感染拡大の大きな波に襲われています。困難の中におられる方々をお守り下さい。不安の中にある多くの方々をお支え下さい。そして一日も早くコロナ禍が終息しますように祈ります。
あなたの平安と希望に満ちて、歩んで行くことが出来ますように。
讃美歌 373(1、2、5番)
説教:「主なる神は近い」 渡辺誉一牧師
イエスは偽善者という表現で見せかけの姿勢や行為を批判している。この箇所で使われている偽善者という言葉は、俳優とか役者という元々の意味がある。思っていること、心に抱いていることと表面上の行為が違っている、演じられているという意味で偽善者とイエスは批判をしている。
7月25日 (聖霊降臨節第10主日)
説教 「愛と赦しを着る」
渡辺誉一牧師
洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。
祈祷: 渡辺牧師
主なる神、未だ長引くコロナ禍のために、教会に集うことが出来ない多くの方々がいます。それぞれの場にあって、等しくあなたの祝福とお支えがありますよう祈ります。そして一日も早くコロナ禍が終息しますように。
困難の中におられる方々をお守り下さい。不安の中にある多くの方々をお支え下さい。あなたの平安と希望に満ちて、歩んで行くことが出来ますように。
讃美歌 202(1、3番)
説教:「愛と赦しを着る」 渡辺誉一牧師
パウロは「キリストを着ている」と表現している。他の手紙でもパウロは「朽ちないものを着」、「新しい人を身に着け」と破れや汚れの多い私たちの上にイエスと云う衣を着せていただき「お前は聖なる者だ、お前は私の子だ」と神が呼びかけて下さっていることをパウロは告げている。
7月18日 (聖霊降臨節第9主日)
説教 「十字架の受容」
渡辺誉一牧師
だから、神の栄光のためにキリストがあなたがたを受け入れて下さったように、あなたがたも互いに相手を受け入れなさい。
祈祷: 渡辺牧師
主なる神、長引くコロナ禍が一日も早く終息しますよう祈ります。
願っても、教会に集うことが出来ない多くの方々を思います。離れてはいても、天来の祝福とお守りがありますように。
コロナ禍と災害によって困難の中におられる方々をお守り下さい。不安の中にある多くの方々をお守り下さいますように祈ります。
讃美歌 151(1番)
説教:「十字架の受容」 渡辺誉一牧師
ローマの教会は、ユダヤ人と異邦人からなる教会だ。むしろ異邦人が中心でユダヤ人や様々な人々が集まっていた教会だ。お互いの様々な異質性が存在する。私たちにとって、受け入れることが難しいのはこの様々な異質性である。しかしその時にこそ、イエスの十字架の受容を思い起こしていきたい
7月11日 (聖霊降臨節第8主日)
説教 「天の国は近づく」
渡辺誉一牧師
そのときから、イエスは、「悔い改めよ。天の国は近づいた」」と言って、宣べ伝え始められた。
祈祷: 渡辺牧師
主なる神、一日も早くコロナ禍が終息しますよう祈ります。今、多くの方々が教会に集うことが出来ません。夫々の生活の場にあって、共に心を合わせて祈り、讃美を献げることが出来ますように。離れていても等しく、あなたの祝福とお守りを祈り願います。
大雨による災害が続いています。被災された方々の上に、天来の慰めとお力をお与え下さい。不安の中にある多くの方々をお守り下さいますように。
讃美歌 166(1、5番)
説教:「天の国は近づく」 渡辺誉一牧師
「ガリラヤに退く」というマタイの表現には、この世の不条理と人間の差別的、抑圧的な力に支配され続ける地へと赴くイエスの姿がある。嘆き悲しむ人間が沢山住む場所へと近づくイエスの生き様が表現されている。ゼブルンとナフタリは、イエスにとっての宣教、神の国の訪れが真っ先に届けられるところであった。
7月4日 (聖霊降臨節第7主日)
説教 「あなたがたで」
渡辺誉一牧師
しかし、イエスは言われた。「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい。」
祈祷: 渡辺牧師
主なる神、日曜日に教会に集い、礼拝を捧げることの出来ます幸いを感謝いたします。しかし、この時、未だ多くの方々が教会に集うことが出来ません。どうか夫々の生活の場にあって、共に心を合わせて祈り、讃美を献げることが出来ますように。離れていても等しく、あなたの祝福とお守りを祈り願います。
この長引くコロナ禍が一日も早く終息しますように。多くの方が困難さの中におかれています、どうぞ天来のお力とお支えがありますように。
この一週間も人に仕え祈りつつ歩むことが出来ますように。
讃美歌 105(1、5番)
説教:「あなたがたで」 渡辺誉一牧師
困惑する弟子達は、直前までイエスの派遣に従い、何一つ持たずに出かけた。出 かけた先で神の力を体験し、人々の喜びと感謝、溢れる神の恵みを体験した。にもかかわらず弟子達は、その体験を忘れ、目の前の現実に戸惑い困惑している。
「あなたがたで」とのイエスの呼びかけは「あなたがたの信仰はどこにあるのか」との問いかけでもある。
6月27日 (聖霊降臨節第6主日)
説教 「命があるのだから」
渡辺誉一牧師
人々は生き返った青年を連れて帰り、大いに慰められた。
祈祷: 渡辺牧師
主なる神、長引くコロナ禍が一日も早く終息しますように。多くの方が困難さの中におかれています、どうぞ天来のお力とお支えがありますように。
互いに励まし合い、支え合い、祈り合うことを通して、この時を歩み抜くことが出来ますように。コロナ禍という出来事をお通して、共に生きる幸いに気づき、平和が訪れますように心から祈ります。
この一週間も人に仕え祈りつつ歩むことが出来ますように。
讃美歌 57(1、2番)
説教:「命があるのだから」 渡辺誉一牧師
礼拝中に青年が眠りこけて三階から転落する事故が起こった。パウロは急いで降りていき、抱きかかえて「騒ぐな。まだ生きている」というと、青年は生き返ったという。何ともお騒がせな出来事である。しかし彼エウティコによって大いに慰められたという。
6月20日 (聖霊降臨節第5主日)
説教 「神の大きな器」
渡辺誉一牧師
わたしのような者が、神がそうなさるのをどうして妨げることができたでしょうか。
祈祷: 渡辺牧師
主なる神、今長引くコロナ禍で多くの方が苦しみ、困難さの中におかれています。
どうぞ多くの方々の上に、お力が注がれますようにと祈ります。
大切な方を亡くされた方々の上には、慰めがありますように祈ります。出口の見えない状況ですが、皆が励まし合い、支え合って歩んで行くことが出来るように導いて下さい。
争いや憎しみがなくなりますように、平和が訪れますように心から祈ります。
讃美歌 464(1、3番)
説教:「神の大きな器」 渡辺誉一牧師
ペトロは神の幻を見た時「とんでもないことです」と神の促しを拒絶した。聖書によると三度も同じ事が繰り返されたようだ。ペテロはかつて、イエスが十字架にかけられる前夜にイエスを三度拒絶した。再び、彼は神の働きかけを三度拒絶している。
しかし三度繰り返される神の働きかけによって、彼は甦っていく。
6月13日 (聖霊降臨節第4主日)
説教 「花を携えて」
渡辺誉一牧師
何よりもまず、心を込めて愛し合いなさい。愛は多くの罪を覆うからです。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神。長引くコロナ禍が、一日も早く終息しますように。困難の中にある多くの方々をお守り下さい。
世界や社会の対立がなくなりますように。争いには和解を、憎しみには平和が訪れますように。皆が共に手を取り合って歩んで行くことが出来ますように。一人一人の命の尊さを思うことが出来ますように切に祈ります。
讃美歌 484(1、4番)
説教:「花を携えて」 渡辺誉一牧師
「愛は多くの罪を覆う」、この言葉は旧約聖書の箴言から来ている。箴言では「憎しみはいさかいを引き起こす」とも綴られている。憎しみの世界は、人間が克服できないように思えてしまう。しかし旧約聖書の箴言は、憎しみの世界に切り込んでいくのが、神の愛であることを告げている。神の愛は人を解放する力なのである。
6月6日 (聖霊降臨節第3主日)
説教 「神の畑 神の建物」
渡辺誉一牧師
わたしたちは神のために力を合わせて働く者であり、あなたがたは神の畑、神の建物なのです。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神 長引くコロナ禍で、皆で教会に集い共なる礼拝が持てない状況が続いています。教会に来られない多くの方々の上に、主のお守りとお支えがありますよう祈ります。また困難の中にある方々の上に、主のお力とお支えを祈ります。
この様な中でも共に励まし合い、祈り合って歩んで行くことが出来ます様にお導き下さい。
讃美歌 37(1番)
説教:「神の畑 神の建物」 渡辺誉一牧師
コリントの教会が未だに人間のしがらみの中で、自己の拠り所や帰属性を確かめようとしていることに対して、パウロは厳しい批判の表現をもって戒めていく。そこには自分を神に完全に明け渡そうとするパウロの自戒を込めた厳しさがある。
5月30日 (聖霊降臨節第2主日・三位一体主日)
説教 「生命の相」
渡辺誉一牧師
愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて霊による一致を保つように努めなさい。
祈祷: 渡辺牧師
聖霊降臨節の中を歩んでいます。長引くコロナ禍のために、限られた人数で礼拝を捧げています。けれどもどうぞ、讃美と祈りを心から献げることが出来ます様に祝して下さい。教会に集まることが出来ない方々を憶えます。ところ変われど、時を同じくして讃美と祈りを通して心通わせることが出来ますように。
新型コロナ・ウィルスによって困難の中に置かれている方々の上に、天来の慰めと励まし、お支えを祈ります。一日も早く終息することを切に祈り願います。
一人一人の上に聖霊の力が注がれ、お導き下さいますように。
讃美歌 353(1番)
説教:「生命の相」 渡辺誉一牧師
「平和」という言葉には、二つのものが一つとなっていくとの意味がある。パウロは更に「聖霊による一致」ということを語っている。隣人との交わりや関わりの中で互いに励ましあい、神の助けを求めていく、この勧めはその歩みの中で初めて確認される恵みであると語っている。
5月23日 (聖霊降臨日・ペンテコステ)
説教 「片隅からの声」
渡辺誉一牧師
一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。
祈祷: 渡辺牧師
今日は聖霊降臨日・ペンテコステです。長引くコロナ禍によって、不安と痛みの中に世界や私たちの社会が置かれています。一日も早い終息を心から祈り願います。特に病と闘い困難の中にある多くの方々、沢山の医療従事者をお守り下さい。そしてどうぞ世界を聖霊の導きとお守りの中にお包み下さい。
教会に集まることが出来ない方々と共に、讃美と祈りを通して心通わせることが出来ますように。一人一人の上に聖霊の力が注がれ、お導き下さいますように。
讃美歌 342(1、4番)
説教:「片隅からの声」 渡辺誉一牧師
ガリラヤ湖から流れ出たヨルダン川の水は死海に流れ着くが、ここからはどこへも流れ出ない。死海では一日、水面約1センチの水が蒸発し、水位と塩分濃度は変わらない。ガリラヤ湖と死海が対照的に語ることは、水は受けるだけではなく流れ出なければ死んでしまうということ。神の愛も、ただ受け取るだけではなく、絶えず与え続けなければならないという逆説がある。
5月16日 (復活節第7主日)
説教 「信仰の豊かさ」
渡辺誉一牧師
そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように。
祈祷: 渡辺牧師
新型コロナ・ウィルスが次々と変異をし、一年以上も不安と痛みの中に世界や私たちの社会が置かれています。一日も早い終息を心から祈り願います。特に病と闘い困難の中にある多くの方々、沢山の医療従事者をお守り下さい。
コロナ禍という状況下で教会に集まることが出来ない方々と共に、讃美と祈りを通して心通わせることが出来ますように。復活の主が共にいて下さり、一人一人を支え、お導き下さいますように。
讃美歌 337(3番)
説教:「信仰の豊かさ」 渡辺牧師
「信仰」という言葉「ピスティス」には様々な意味がある。聖書は様々な角度から、この「ピスティス」を表現している。同様に、バッハが教会の礼拝を通して、沢山の教会音楽を書いたのは、信仰を新しく再獲得する場にするためだったという。
5月9日 (復活節第6主日)
説教 「キリストの香り」
渡辺誉一牧師
わたしたちはキリストによって神に献げられた良い香りです。
祈祷: 渡辺牧師
世界がコロナ禍という不安と痛みの中に置かれています。病と闘い困難の中にある多くの方々をお守り下さい。一人一人の命の大切さを思うことが出来ますように。一日も早い終息を祈り願います。復活の主が共にいて下さり、お導き下さい。
讃美歌 205(1、5番)
説教:「キリストの香り」 渡辺牧師
イエスの愛に触れたパウロは、その愛の香りを出かけていく先々で、生活の場で広めていくことを心がけ、生涯を捧げていった。パウロは更に、私たちに、そのように生きることを勧めている。花の香りのように、皆を力づけ、慰めていく働きを私たちに求めている。
5月2日 (復活節第5主日)
説教 「共にみ前に立つ」
渡辺誉一牧師
イエスがおられる辺りの屋根をはがして穴をあけ、病人の寝ている床をつり降ろした。
祈祷: 渡辺牧師
わたしたちは今、主イエス・キリストの復活節の中を歩んでいます。
一年以上も新型コロナ・ウィルスによる感染拡大下が続いています。世界が不安の中に長く置かれています。一日も早い終息を心から祈り願います。この時だからこそ個々の命の大切さに思いを馳せることが出来ますように。
特に困難の中にある方々をお守り下さい。助け導いて下さい。復活の主が共にいてお支え下さいますように祈ります。
讃美歌 401(1番)
説教:「共にみ前に立つ」 渡辺牧師
一人の苦しむ者のために必死になる姿、常識はずれ、とんでもないと云われ続けても助けたいという熱い思いをはじけさせている四人の人物。ここには私達を心から愛するが故に、常識はずれの十字架へと歩まれたイエスの思いが溢れているようだ。
4月25日 (復活節第4主日)
説教 「イエスは我等を知っている」
渡辺誉一牧師
わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。
祈祷: 渡辺牧師
わたしたちは今、主イエス・キリストの復活節の中を歩んでいます。復活の主が私たちと共にいて下さることを憶えながら、共に祈り合い、支え合って歩んで行くことが出来ますようにして下さい。
新型コロナ・ウィルスによる感染拡大下のもと、長く不安の中に置かれています。一日も早い終息を心から祈り願います。命の大切さを思い、皆が気を付けて歩んで行くとが出来ますように、特に困難の中にある方々をお守り下さい。助け導いて下さい。切に祈ります。
讃美歌 333(1番)
説教:「イエスは我等を知っている」 渡辺牧師
イエスを愛していると口では言うが、苦悩や悲しみに出会うと途端に逃げ出し、我が身の安全だけをはかるのが人間かも知れない。しかしそんな私たちの破れ多き姿を愛していると宣言されるのが、イエスという羊飼いである。
4月18日 (復活節第3主日)
説教 「旅の途上で」
渡辺誉一牧師
一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。
祈祷: 渡辺牧師
主なる神様、長引く新型コロナ・ウィルスによる感染拡大下のもと、多くの命が失われ、大勢の人々が苦しみ、世界は不安の中に置かれています。一日も早い終息を心から祈り願います。困難の中にある方々を支え、守り導いて下さい。
復活の主イエス・キリストが共にいて下さって、私たちをお導き下さい。苦しむ者や悲しむ者の友となれますように、私たちをお遣わし下さい。
讃美歌 334(1、6番)
説教:「旅の途上で」 渡辺牧師
私達には神は未知であり、見知らぬ存在である。しかしその見知らぬ存在が、私達のためにパン=身を裂かれる。未知であり見知らぬイエスが私たちのために命を捨てられる。そんな神の未知なる存在であるイエスが私たちの人生に共なって下さる。
4月11日 (復活節第2主日)
説教 「ペトロの再出発」
渡辺誉一牧師
ペトロは、イエスが三度目も「わたしを愛しているか」と言われたので、悲しくなった。
祈祷: 渡辺牧師
今、私たちは復活節の中を歩んでいます。復活の主イエス・キリストが共にいて下さることを信じて歩んで行くことが出来ますように。
コロナ禍という状況が長引いています。未だ終息の出口が見えません。一日も早く終息しますように。特に困難の中にいる多くの方々、苦しんでいる方々を支え、守り導いて下さい。
説教:「ペトロの再出発」 渡辺牧師
イエスは自分を三度否定したペトロの挫折を、三度の呼びかけを持って肯定し、彼を新しい人生へと用いていく。どこまでもペトロを肯定するイエスの姿は、人間の挫折のただ中に、かけがいのない賜物と豊かさという種を蒔き続ける姿でもある。
4月4日 (復活日・イースター)
説教 「信じがたい事」
渡辺誉一牧師
この二人も行って残りの人たちに知らせたが、彼らは二人の言うことも信じなかった。
祈祷: 渡辺牧師
今日は主イエス・キリストの復活を祝うイースターです。死別の悲しみに閉ざされた人たちの上に、復活の喜びと永遠の命を約束下さいましたこと感謝いたします。私たちも復活の主が共にいて下さる喜びの中で歩んで行くことが出来ます様に、お導き下さい。
コロナ禍という状況が続いています。なかなか終息しません。困難の中にいる多くの方々、苦しんでいる方々をお支え下さい。そして一日も早く終息しますように。
説教:「信じがたい事」 渡辺牧師
イエスは復活し弟子達をはじめとする多くの人々に出会った。ところが今朝の箇所は三度も同じ表現を繰り返している。それは信じなかったということだ。マルコの伝える復活直後の出来事には、信じがたい事を受留められない人々を叱責するイエスの姿がある。
3月28日 (受難節第6主日・棕梠の主日)
説教 「光であるイエスを」
渡辺誉一牧師
わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来た。真理に属する人は皆、わたしの声を聞く。
祈祷: 渡辺牧師
今日、棕梠の主日より受難週に入ります。私たちの罪や弱さ、破れを担い、主イエス・キリストは十字架の死へと歩まれました。主の御苦しみを憶えると共に悔い改めつつこの週を過ごす事が出来ます様にお導き下さい。
コロナ禍が長引いています。困難の中にいる多くの方々、とりわけ苦しんでいる方々、また医療現場に携わる多くの人々をお支え下さい。
説教:「光であるイエスを」 渡辺牧師
ピラトはイエスに何の罪も見出せなかった。ところがピラトはユダヤ・パレスチナ地方の総督としての己の地位を守る為に真理を見失っていく。教会や私たちが二つの基準で行動したり、教会の中と外とを分けて右往左往する時、教会や私たちもイエスの姿や聖書の語ること見失ってしまうのではないだろうか。
3月21日 (受難節第5主日)
説教 「あなたのために祈っている」
鬼形惠子牧師
わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。
祈祷: 鬼形牧師
愛する天の神様あなたのみ名を賛美します。
一週間のそれぞれの働きを守り、聖日礼拝へとまねいてくださったことを感謝いたします。
レントの時、私たちの罪を贖うために、十字架の死の苦しみを引き受けられた、主 の深い愛を思います。コロナの影響が長く続いていますが、どうぞどんな時も十字架と復活の主が共にいてくださることに信頼して、歩むことができるものとしてください。日々の健康を守り、力を与えて下さい。感染によって苦しんでいる方々、ご家族、毎日厳しい医療現場で治療や介護に携わる方々がおられます。
また、東日本大震災から10年を経て、今なお癒えない苦しみや困難を抱えている方々がおられます。
その方々の思いを主が覚え、将来への希望をもって、生活できますように導いて下さい。病気の治療をしている人、大切な家族や友人を失って悲しみの中にある人、孤独の中にある人、生活に不安を覚える人々を、お支えください。わたしたちも、他者のために祈ることができるものとしてください。
あなたによって力を与えられ、新しい一週間もみ心にかなう歩みができますように。礼拝を覚えながら共に集えない方々の上にも、聖日の恵みが共にありますように。
この祈り、愛する主イエス・キリストのみ名によって、み前におささげいたします。 アーメン
説教:「あなたのために祈っている」 鬼形牧師
ペトロの離反を知りながら、ペトロの将来を思い祈った主イエスの深い愛は、いつも私たちにも注がれている。心をかけていく関係を大切にしていきたい。
3月14日 (受難節第4主日)
説教 「これに聞け」
大野高志牧師
これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者、これに聞け。
祈祷: 大野牧師
主イエス・キリストの受難を憶える受難節・レントの中を歩んでおります。今なお続くコロナ禍の状況が一日も早く終息しますようにと祈ります。多くの方々が大変困難な状況におかれています。どうぞお守り下さり、確かな希望が届けられますように。
東日本大震災から10年が経ちました。被災地の方々の上にお支えとお導きを祈ります。
説教:「これに聞け」 大野牧師
聞くべきである。語る前に。聞くべきである。言葉を奪われた者たちの声を。その声のかたわらにおられる方が復活し、今、私たちに言葉を届けてくださるのだから。
3月7日 (受難節第3主日)
説教 「宿命を割る」
渡辺誉一牧師
はっきり言っておく。世界中どこでも、福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう。
祈祷: 渡辺牧師
主イエス・キリストの受難を憶える受難節・レントの中を歩んでおります。長引くコロナ禍が一日も早く終息しますように。なお、困難な中におられる多くの方々へと希望が届けられますように。また再び、皆で絆という東日本大震災で呼びかけられた人と人との繋がりを日常で感得する日が訪れますように。
説教:「宿命を割る」 渡辺牧師
人は主の十字架への道は初めから決まっているなどと勝手に解釈する。既に決定していることとして傍観者的な態度と、何もしなくてもよいという自らに都合のいい距離を保つ態度がある。無名の女性の行為はイエスよりも先に自らを献げる行為で、イエスの十字架がまさに彼女の行為に応答した主体的な行為であることを告げている。
2月28日 (受難節第2主日)
説教 「愛を失わない」
渡辺誉一牧師
不法がはびこるので、多くの人の愛が冷える。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。
祈祷: 渡辺牧師
主イエス・キリストの受難を憶える受難節・レントの中を歩んでおります。主の御苦しみと共に、今世界が置かれている苦しみに思いを馳せて、祈りを合わせることが出来ます様に。
長引くコロナ禍が一日も早く終息しますように祈ります。
説教:「愛を失わない」 渡辺牧師
イエスによる小黙示録である。世界が乱れ、崩れ去る様が語られながら、人の心も非常にもろいものだと語られる。そして「目覚めていなさい」と繰り返される。
「愛が冷える」という言葉はマタイにしかない。最後まで堪え忍ぶとは「愛を失わない」ことだ。
2月21日 (受難節第1主日)
説教 「主は呼び寄せる」
渡辺誉一牧師
あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい。
祈祷: 渡辺牧師
長く続くコロナ禍によって、多くの方々が不安を覚え、困難の中におかれています。一日も早く終息しますように。東北では再び大きな地震が起こりました。被災地の方々の上に励ましとお支えがありますようにとお祈りいたします。
受難節の中を歩んでいます。主イエス・キリストの御苦しみとこの世界の苦しみに思いを馳せて祈りつつ歩んで行けますようお導き下さい。
説教:「主は呼び寄せる」 渡辺牧師
イエスは「仕えなさい」と言われた。しかし仕えたのは、むしろイエス・キリストであった。恐れをなし現実逃避する人間に仕え、全てを献げ尽くしたイエスの生涯こそ、利己的な私たちをなおも愛する神の御心であった。
2月14日 (降誕節第8主日)
説教 「深く根をおろして」
渡辺誉一牧師
キリストに根を下ろして造り上げられ、教えられたとおりの信仰をしっかり守って、あふれるばかりに感謝しなさい。
祈祷: 渡辺牧師
コロナ禍が一日も早く終息しますように祈ります。困難の中にある多くの方々を
お支え下さい。世界や社会が共に助け合い、支え合って歩んで行くことが出来ます様に、豊かに導いて下さい。他者に敵意や憎しみを向けるのではなく、優しさと思いやりを届けていくことが出来ます様に。おごり高ぶるのではなく、人に仕えていくことが出来ます様に、私たちをお導き下さい。
説教:「深く根をおろして」 渡辺牧師
コロサイの教会に起こった異端のグループは、密教的な要素を持っていた。神秘性に向かうので非常に内向きになる。自分たちの宗教生活だけが守られれば良く、他は知らぬ、存ぜぬ、関知せずとなり排他的にもなる。パウロが戦ったのは、このような個人主義的分派であった。
2月7日 (降誕節第7主日)
説教 「変えられる人生」
渡辺誉一牧師
狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。
祈祷: 渡辺牧師
不安と困難な歩みが未だに続いています。コロナ禍が一日も早く終息しますように祈ります。自己中心的な歩みから解き放って下さい。そして、皆が互いに手を取り合って歩んで行けることが出来ます様に、豊かに導いて下さい。イエス・キリストにならい、従い行く勇気と力をお注ぎ下さい。
説教:「変えられる人生」 渡辺牧師
聖書の描くイエスは、損得勘定で物事と人とはかり、信ずること、愛することに
己の人生をかける事のできない人間の弱さを暴く。信ずれば救われる等と、信仰の出来事を心の中の問題だけに限定する人間側のご都合主義を、生前のイエスは容赦なく打ち砕く。イエスに触れながら自己中心的な自分を赦して欲しいと願う時、心と暮らしがイエスによって整えられていく。
1月31日 (降誕節第6主日)
説教 「聖霊に導かれて」
渡辺誉一牧師
天が開け、神の天使たちが人の子の上に昇り降りするのを、あなたがたは見ることになる。
祈祷: 渡辺牧師
新型コロナ・ウィルスのパンデミックが続く中、今年も一ヶ月が経ちました。未だに終息への出口が見えません。不安の中での生活や困難さが長く続いています。どうか一日も早く終息しますよう切に祈ります。皆の生活と歩みを守り導いて下さい。希望の光を届けて下さい。優しさとあたたかな心を保つことが出来ます様にして下さい。
説教:「聖霊に導かれて」 渡辺牧師
ナタナエルとは「神が与える」という意味の名前だ。イエスを通して新しい地平と新しい視座を与えられたナタナエルは、神が与える本当のナタナエルとなっていった。イエスを通して見る自分と他者という存在の再発見、神が与える新しい地平を、私たちも見出したいと思う。
1月24日 (降誕節第5主日)
説教 「深い淵をこえて」
渡辺誉一牧師
アブラハムは言った。「お前の兄弟たちにはモーセと預言者がいる。彼らに耳を傾けるがよい。」
祈祷: 渡辺牧師
新型コロナ・ウィルスの感染拡大が深刻なことになり、生活に困っている方々や苦しんでいる方々が沢山おります。どうぞ守り導いて下さい。医療現場で働く多くの方々にお力を届けて下さい。心から一日も早い終息を祈ります。
今は未だ出口の見えないコロナ禍ですが、希望を失わずに支えあって歩んで行くことが出来ますようにお導き下さい。
説教:「深い淵をこえて」 渡辺牧師
身勝手な自己満足に浸る聖書の読み方ではなく、人間とこの世の問題群へと開かれていく促しを受けるのが聖書を通した神の啓示である。その促しを受けて歩み出すのが信仰者の生き方である。主の十字架はこの世の断絶にかけられたかけ橋なのである。
1月17日 (降誕節第4主日)
説教 「主のもとに連れてくる」
渡辺誉一牧師
そして、シモンをイエスのところに連れて行った。
祈祷: 渡辺牧師
年が明けて、新型コロナ・ウィルスの感染拡大が深刻なことになっています。
ウィルスや生活苦で苦しんでいる多くの方々がいます。主よ、どうぞ守り導いて下さい。医療現場で働く多くの方々を励ましお支え下さり、天よりのお力をお注ぎ下さい。
心から一日も早い終息を祈ります。皆の生活と歩みが主によって守られますように祈り願います。
説教:「主のもとに連れてくる」 渡辺牧師
イエスに名前をもらったペトロは「ケファ」と呼ばれた。イエスご自信がいつもついているから「岩」のように動じないで神の出来事を証しなさいと、名前のようになるように支え守って下さっているのではないだろうか。私たちは誰もがイエスに支えられ、守られて真の信仰者となっていくのだろう。
1月10日 (降誕節第3主日)
説教 「主の声を聴く時」
渡辺誉一牧師
それゆえ、知恵ある者はこの時代に沈黙する。まことに、これは悪い時代だ。
祈祷: 渡辺牧師
新しい年を歩みはじめていますが、新型コロナ・ウィルスの猛威が続いています。今年は新成人達の成人式が中止されるところも多くなっています。どうか新成人達がコロナ禍の中にあっても心挫けずに希望をもって歩んで行くことができますように。心から一日も早い終息を祈ります。皆の生活と歩みが主によって守られますように祈り願います。
説教:「主の声を聴く時」 渡辺牧師
旧約の時代、人が沈黙することは賢明なこととされていた。そして神の沈黙は人との絶縁を意味していた。神が人を選び、語りかけ、導いて下さるという信仰に立っているので、人は神の前で沈黙すべきこととされていた。預言者アモスの沈黙は神の沈黙と等しいものであり、神との関係の破綻を意味した。
1月3日 (降誕節第2主日)
説教 「神に知られた者」
渡辺誉一牧師
神が命じられたとおりに、すべて肉なるものの雄と雌とが来た。主は、ノアの後ろで戸を閉ざされた。
祈祷: 渡辺牧師
新しい年2021年最初の礼拝です。昨年一年は新型コロナ・ウィルスによる世界的なパンデミックによって、大勢の方々がその貴い命を奪われ、苦しみ、悲しむという痛みの年でした。年が明けても、ウィルスの猛威は変わりません。心から早い終息を祈ります。
新しい年が安心して暮らせる年となり、主であるイエス・キリストの希望と愛に満ちた一年となりますように祈り願います。
説教:「地を耕し、種を蒔く」 渡辺牧師
ノアの最後をまかせるという信仰が、自分で意味を作り出そうとしてあくせくし、自分だけのことを考える生き方から私たちを救う。自分で何事かをして、他人の評価を得て、それを拠り所として生きようとする人生から、神様の御旨にかなうことで自分は何をなすべきかを問う人生へと転換させてくれる。