12月18日 待降節第4主日
説教 「新しい命という希望」
鬼形惠子牧師
ルカによる福音書1章 26 ~ 38 節 (P.100)
祈祷: 鬼形惠子牧師
説教: 「新しい命という希望」 鬼形惠子牧師
12月4日 待降節第2主日
説教 「地の塩に光が宿る」
大野高志牧師
祈祷: 大野高志牧師
説教: 「地の塩に光が宿る」 大野高志牧師
11月27日 待降節第1主日
説教 「土から成る器にこそ」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺誉一牧師
説教: 「土から成る器にこそ」 渡辺誉一牧師
11月20日 降誕前第5主日
説教 「言葉にならないから」
大野高志牧師
人間の道は自分には清く見えるが主はその精神を調べられる。
祈祷: 大野高志牧師
説教: 「言葉にならないから」 大野高志牧師
11月6日 降誕前第7主日・聖徒の日
説教 「わかっていたなら」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺誉一牧師
説教: 「わかっていたなら」 渡辺誉一牧師
10月30日 降誕前第8主日
信徒証詞
それは神の言葉であり、また、信じているあなたがたの中に現に働いているものです。
祈祷: 鬼形惠子牧師
信徒証詞
10月2日 聖霊降臨節第18主日
説教 「イエスとニコデモの対話」
鬼形惠子牧師
人は新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。
祈祷: 鬼形惠子牧師
説教: 「イエスとニコデモの対話」 鬼形惠子牧師
夜に訪ねて来たニコデモをイエスは迎え、心を開いて対話した。その時間はニコデモの生涯の道しるべとなった。「わたしはあなたがたを友と呼ぶ」と言われる主イエスは、いつでも私たちを友として迎えてくださる。
9月25日 聖霊降臨節第17主日
説教 「主が備えて下さる道」
渡辺誉一牧師
人間の道は自分には清く見えるが主はその精神を調べられる。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる神 あなたによって教会へと呼び集めて下さり、礼拝を捧げています。心から感謝すると共に、教会に集えない方々を憶えます。一人一人、皆を祝して下さい。変わらぬ祝福とお守りがありますよう祈り願います。戦争が終息しますように。お互いに争い合うのではなく、貴い命を心から愛でる存在へと、私たちをお導き下さい。悲しみと痛みの中に置かれている大勢の方々の上に、あなたの慰めと希望が届けられますようにと祈ります。
説教: 「主が備えて下さる道」 渡辺誉一牧師
自己中心さと自己義認に陥る時、神による「公正な天秤」にかけられてしまう私達である。罪や過ちの重さゆえに神の前で顔をあげることの出来ない存在だ。しかし、反対側の天秤皿に乗せられた分銅、重石がある。それがイエスの十字架と復活の出来事だ。
9月18日 聖霊降臨節第16主日
説教 「死の石を取り除く」
渡辺誉一牧師
イエスは人々に、「ほどいてやって行かせなさい」と言われた。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる神様 私たち一人一人を教会へと呼び集めて下さり、今朝も礼拝を捧げられますこと、心から感謝いたします。なお、コロナ禍のために教会に集えない方々がおられます。どうか、皆を祝して下さい。不安の日々にあっても、あなたのお導きとお守りがありますように、祈ります。
戦争が続いています。一日も早く終息しますように。平安と喜びの中で共に歩んで行ける世界が訪れますようにと心からお祈りいたします。
困難と不安の中に、悲しみと痛みの中に置かれている世界中の人々の為に祈ります。天来のお支えと慰めが豊かにありますように。
説教: 「死の石を取り除く」 渡辺誉一牧師
イエスは悲しみの中にある人間に向かって「石を取りのけなさい」と言われた。ラザロの全身を包み込んでいた布を「ほどいてやりなさい」とも言われた。ここでイエスが命じられた事柄に、手を貸し、石を取り除き、布をほどく作業に加わったのは人々だった。このイエスの促しは宣教への示唆である。
9月11日 聖霊降臨節第15主日
説教 「讃美と祈りの場」
渡辺誉一牧師
また、小さい魚が少しあったので、賛美の祈りを唱えて、それも配るようにと言われた。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる神 この朝も教会へと招かれ、礼拝を捧げられます幸いを感謝いたします。けれども、コロナ禍が続き、教会に集えない方々がいます。どうか等しく、皆を祝して下さい。あなたの平安とお導きを心からお祈りいたします。そしてどうか、コロナ禍が終息しますように。
戦争が行われています。争い合う世界ではなく、共に生きて行く世界が訪れますように。困難と不安な日々が、なお続いていますが、どうか主が導き、皆をお守り下さい。
説教: 「讃美と祈りの場」 渡辺誉一牧師
救いを求めて彷徨う人間へとイエス自らが近づき、パンを裂く。裂かれたものはイエスご自身である。いとわずかなものを用いる、いと弱きものを用いる、そんな神への信頼に立って、讃美と祈りを基に歩み出すとき、そのただ中には己を裂かれるイエスがいて下さり、その場を讃美と祈りの場へと変えて下さる。
9月4日 聖霊降臨節第14主日
説教 「水の流れのように」
渡辺誉一牧師
わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる神コロナ禍で教会に集えない方々も憶えて、皆共に祝して下さい。あなたの平安を心からお祈りいたします。
ウクライナで戦争が一日も早く終わりますように。互いに争い合う世界ではなく、共に手を携えて歩んで行く世界が訪れますように。
困難と不安な日々が続いていますが、どうか主が導き、お守り下さいまうように。
説教: 「水の流れのように」 渡辺誉一牧師
イエスを信じるということは、私達が受ける神の愛を、ただ受け取るだけではなく、絶えず与え続けなければならないという逆説がある。と共に、イエスという神の生きた水の流れを、私達人間が勝手に止めてはならないという戒めも同時に示される。
8月28日 聖霊降臨節第13主日
説教 「園に果樹を植えて」
鬼形惠子牧師
祈祷: 鬼形惠子牧師
愛する天の神様あなたのみ名を賛美いたします。
一週間のそれぞれの働きを守り、今日の聖日礼拝へと招いてくださったことを感謝いたします。コロナウィルスの感染拡大が続き、教会に来られない方々もおられます。教会HPで礼拝を覚えて祈りを共にされている方々、オンラインの礼拝を視聴して礼拝を守られる方々の上にも、あなたの恵みが共にありますように。共に集うことが叶わない時も、あなたが繋いでくださっていることを忘れず、互いに祈り合うことができる者としてください。
ウクライナへのロシアによる軍事侵攻や様々な政治的な対立が続いています。人々の尊い命が奪われ、生活の場が奪われています。どうぞ少しでも早く戦争が終結し、あなたの平和が実現しますように。
不安な毎日が続きます。どうぞあなたがいつもわたしたちと共にいてくださることに信頼し、日々を過ごすことができますように。感染によって苦しんでいる方々やそのご家族をお支えください。医療や介護に携わる方々の健康をどうぞお守りください。さまざまな状況を抱えて困難の中にある方々をあなたが覚え、お守りください。またわたしたちもそのために祈ることができますように。
今日の礼拝を共に守り、力を与えられて、新しい一週間もみ心にかなう歩みができますよう、お導きください。この祈り、愛する主イエス・キリストのみ名によって、御前におささげいたします。
説教: 「園に果樹を植えて」 鬼形惠子牧師
預言者エレミヤは、捕囚の民となる人々に、その地での生活について具体的に手紙で書き送った。将来に希望を持って、力強く生き抜くことを伝えるメッセージであった。
8月21日 聖霊降臨節第12主日
信徒証詞
8月14日 聖霊降臨第11主日
説教 「一人を思って天に繋ぐ」
大野高志牧師
祈祷: 大野高志牧師
説教: 「一人を思って天に繋ぐ」 大野高志牧師
イエスを「生ける神の子」と告白するシモン。それは「あなたこそ、本当のいのちの元」と認めたこと。しかし彼はやがて裏切る。「イエスなど知らぬ」と言う夜が訪れる。その時を見据えて、イエスはシモンに「ペトロ」の名を授ける。自らの弱さを知ったとき、その時こそは悲しむ者の共同体を支える者となるようにと。
8月7日 聖霊降臨節第10主日・平和聖日
説教 「神の前に 神と共に」
渡辺誉一牧師
すると主は、「わたしの恵みはあなたには十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 今日は、平和聖日です。そして8月を迎えました。過去の戦争の愚かさを思い、平和への祈りを捧げていくことが出来ますように。そして私たち一人一人を平和の使者として遣わして下さい。
ウクライナでは戦争が続いています。人と人が争い合う事がない日が、一日も早く訪れますように。人が互いに尊び合い、共に生きていくことが出来ますようにと心からお祈りいたします。
コロナ禍が続いておりますが、皆の健康と生活を守り導いて下さい。一人一人の歩みを祝して下さいますように。
説教: 「神の前に 神と共に」 渡辺誉一牧師
パウロも「我が神、我が神、なぜ私をお見捨てになったのですか」という苦しみと悲しみを味わった。しかし、これをまず味わったのはイエスご自身だ。この私の苦しみや悲しみのただ中にイエスがおられるとパウロは導かれた。そんなイエスへの応答として「わたしは弱さの中でこそ強いからです」と応えていった。
7月31日 聖霊降臨節第9主日
説教 「恐れるな 小さな群れよ」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 新型コロナ・ウィルスによるパンデミックが収まりません。何度も変異を繰り返し、感染拡大が襲って来ます。どうか混乱と不安に陥ることなく、一人一人が落ち着いて生活出来ます様にお導き下さい。皆の健康をお支え下さい。
ウクライナでの戦争が一日も早く終わりますように。これ以上、貴い血が流されませんように。平和な世界が訪れ、共に歩み、共に生き、共に支え合う世の中が来ますように、心からお祈りいたします。
教会に連なる一人一人の歩みを祝し、豊かに守り導いて下さい。
説教: 「恐れるな 小さな群れよ」渡辺誉一牧師
この聖書の箇所はマタイ福音書にもあるが、ルカの方がより古く、原型に近いと言われている。マタイとルカの違いは、ルカには「小さな群よ、恐れるな」という言葉がある。これはマタイの教会共同体よりもルカの教会共同体の方が小さい群であったこと、弱く貧しい共同体だったのだろう。それだけに本来イエスが語ったであろう神の国の逆説的な視座、小さな群や存在に与えられていく神の国の出来事が保たれている。
7月24日 聖霊降臨節第8主日
説教 「希求する姿に」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 新型コロナ・ウィルスによる感染が再び拡大しています。主よ、混乱や不安に陥ることがないよう一人一人を支えお導き下さい。生活と健康をお守り下さい。
ウクライナでの戦争も長引いています。一日も早く争いが終わりますように。平和な世界が訪れますようお祈りいたします。
暑い夏の歩みですが、教会に連なる一人一人の歩みを祝し、守り導いて下さい。
説教: 「希求する姿に」渡辺誉一牧師
イエスが山上の説教で語られた世界は、この世の離れたどこか遠くにあるものではなく、また夢の世界の話でもない。信仰とはこの世の現実から離れて生きることではない。私たちにはイエスの語られる世界が見出せないことがある。それでもなお、イエスは求めよ、捜せ、門をたたけと言われる。
7月17日 聖霊降臨節第7主日
説教 「主イエスの家」
渡辺誉一牧師
イエスがその家で食事をしておられたときのことである。徴税人や罪人も大勢やって来て、イエスや弟子たちと同席していた。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 コロナ禍が続く中で、再び感染が拡大しています。どうか一人一人の生活と健康をお守り下さい。経済的に困難になった方々をお守り下さい。ウクライナでの戦争が終わりますように。血を流す行為を一日も早く終わらせ、平和な世界が訪れますように心からお祈りいたします。
この夏の教会と、連なる一人一人の歩みを祝して下さいますように。
説教: 「主イエスの家」渡辺誉一牧師
イエスは汚れと排除の対象となっている人々と共に食し、その場を共生の場ともしている。著者マタイはマルコやルカの伝承から徴税人レビを招いたイエスの出来事を知り、自分の体験を重ねて、この箇所を綴ったのだろう。
7月10日 聖霊降臨節第6主日
説教 「神の息吹」
渡辺誉一牧師
「わたしはだれの死をも喜ばない。おまえたちは立ち帰って、生きよ」と主なる神は言われる。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 コロナ禍と暑さが続く日々ですが、一人一人の生活と健康をお守り下さい。日々の歩みを祝福し、お導き下さい。
ウクライナでの戦争が終わりますように。大切な人を失った方々の上に天来のお慰めとお守りがありますように。平和な世界が訪れますように心からお祈りいたします。
説教: 「神の息吹」渡辺誉一牧師
エゼキエルは神によって干からびた骨が無数に転がっている谷間の光景という幻を示される。エゼキエルが見た不気味な光景は、どこまでも果てしなく続いていた。死を待つしかないように見える荒涼とした世界に、思いがけず開かれる神の息吹の世界を見た。
7月3日 聖霊降臨節第5主日
説教 「応答のしるし」
渡辺誉一牧師
このようなことが二年も続いたので、アジア州に住む者は、ユダヤ人であれギリシャ人であれ、だれもが主の言葉を聞くことになった。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 聖霊降臨節の中、一人一人に働きかけ、その信仰と生活を守り導いて下さい。長引くコロナ禍で教会に集えない一人一人の上にも、かわらぬ天来の祝福とお守りがありますように祈ります。
ウクライナでの戦争が終結しますように。家族や大切な人を失った多くの方々の上に天来の慰めとお支えがありますように。大変な戦渦の中で、苦しむ大勢の方々の上にお支えを心から祈ります。一日も早く平和な世界が訪れますように心から祈ります。
説教: 「応答のしるし」渡辺誉一牧師
古代ヘレニズム世界の都市はローマ帝国の市民権を持つ人々が中心に構成されていた。市民権を持たない人々は「外国人、寄留者、旅人」と呼ばれ、集会や礼拝も持てなかった。唯一許可されていたのが専門職組合の会合だけだった。これをギリシャ語で「コイノニア」と言う。パウロはここに「教会、神の家族」という意味を持たせた。
6月26日 聖霊降臨節第4主日
説教 「イエスに導かれて」
渡辺誉一牧師
彼らはそれを読み、励ましに満ちた決定を知って喜んだ。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる神さま 聖霊降臨節の中を歩んでいます。教会に連なる一人一人を守り導いて下さい。礼拝に出席出来ない方々も共に天来の祝福に与らせて下さい。コロナ渦の一日も早い終息を祈り願います。
ウクライナで起こっている戦争が早く終結しますように祈ります。愛する者を失った多くの方々の上に慰めとお支えを祈ります。戦渦の苦しみにある方々の上に、お守りとお支えを心から祈ります。平和な世界が訪れますように。
説教: 「イエスに導かれて」渡辺誉一牧師
古代のエルサレム教会やユダヤ・パレスチナの教会は、ユダヤ教の戒律や規定を継承する傾向があった。ペトロはアンティオキア教会で異邦人と無割礼の人々との食事を躊躇した。ペトロはパウロの厳しい批判を受け、エルサレムで最初の教会会議が開催されることとなった。
6月19日 聖霊降臨節第3主日
説教 「十字架のままで」
渡辺誉一牧師
わたしは、あなたが迫害しているイエスである。起きて町に入れ。そうすれば、あなたのなすべきことが知らされる。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 聖霊のお導きを心からお祈ります。教会に集められた者も、それぞれの生活の場で主日を想い、祈りを合わせている者も共にあなたの祝福に与らせて下さい。コロナ渦の一日も早い終息を祈り願います。
戦争が終結しますように。悲しみと痛み、苦しみの中にある多くの方々の上に、天来の慰めとお守りを心から祈ります。
説教: 「十字架のままで」渡辺誉一牧師
「サウロ=偉大な者」を「パウロ=最も小さな者」へと名前と生き方を変えたものこそ、血にまみれたステファノに現れた迫害されているイエスであり、十字架の上から罪を、弱さを、過ちを赦し続ける神の出来事、十字架のイエスとの出会いだった。
6月12日 聖霊降臨節第2主日・三位一体主日
説教 「神に抱きかかえられて」
渡辺誉一牧師
そして、一人の子供の手を取って彼らの真ん中に立たせ、抱き上げて言われた。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 聖霊降臨節の中を歩んでいます。共に聖霊のお導きを心からお祈りいたします。
ウクライナでの戦争が一日も早く戦争が終結しますように。世界中に自由と平和をもたらして下さい。対立や争い、格差や貧困を克服する知恵と力を与えて下さい。
病気の方、試練の中にいる方、悩んでいる方、悲しんでいる方に、必要としている助けを与えて下さい。天来の慰めと支えを心から祈ります。
説教: 「神に抱きかかえられて」渡辺誉一牧師
弟子達は聞かれたくない、触れられたくない内緒話について、突然、予期せぬ質問をイエスから受けている。著者のマルコは「途中で」という言葉を繰り返し使っている。私達の日常で、いかに「誰が一番か」という他者との比較、自分の位置と人の位置を確認する話題が多いことか。自己拡大という欲望から解き放たれることは難しい。
6月5日 聖霊降臨日・ペンテコステ
説教 「創造する力」
渡辺誉一牧師
一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話し出した。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 今日は聖霊降臨日・ペンテコステです。長引くコロナ禍のために、皆が礼拝に集うことが出来ません。けれども教会に連なる全ての方々のところに、聖霊が豊かに注がれますように心から祈ります。ウクライナでの戦争が一日も早く戦争が終結しますように。世界中の人々が 平和を望み、手を取り合い、争いのない世の中を作りだしていくことが出来ますように。
今日は、他教会より当教会へと入会される方がおられます。どうか、皆で共に喜び合い、共に祈り合い、歩んで行ける教会を形作っていけますよう、お導き下さい。
説教: 「創造する力」渡辺誉一牧師
多くの言語を理解することは至難の業だ。人は共通言語をもって交通整理ならぬ、合理化と秩序化をはかる。規範を整える中で、正しいと正しくないを二項対立で区別する。時にそれは物事だけではなく、人をさえ二項対立に持ち込み、異なった人々を排除していく。聖霊降臨の出来事は人々を雑然と混ぜ合わせ、包み込んでいく出来事として描かれている。
入会式 「私たちの教会の姿勢」
5月29日 復活節第7主日
説教 「復活信仰の語り部」
渡辺誉一牧師
娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 共なる礼拝へと招いて下さり心から感謝いたします。
ウクライナでの戦争が長引き、大勢の命が奪われています。悲しみと痛みの中にある方々の上に、天来の慰めとお支えを祈ります。一日も早く戦争が終結して、平和な世の中を作りだしていくことが出来ますよう、あなたのお導きを祈ります。
今朝もコロナ禍のために、教会へと集えない多くの方々を思います。夫々の生活の場に合って共に祈りを献げる事へと導いて下さい。皆の上に祝福とお支えを心から祈ります。
説教: 「復活信仰の語り部」渡辺誉一牧師
十二年間苦しんだ女性の病を問題にするのではなく、自分という存在そのものに共鳴してくれたイエスとの出会いを女性は証続けていた。この女性の証にマルコ教会の人々は復活のイエスの到来を感じたのだろう。人間という存在そのものを大切に、祈り続けながらマルコの教会は仕え続けたのである。
5月22日 復活節第6主日
説教 「挫折者の福音」
渡辺誉一牧師
墓の中に入ると、白い長い衣を着た若者が右手に座っているのが見えたので、婦人たちはひどく驚いた。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 今朝も教会へと招いて下さり、共に礼拝を献げることが出来ますこと、心から感謝いたします。平和を祈り望み、平和の内に歩むことが出来ますように。ウクライナでの戦争が一日も早く終わりますように祈ります。苦しみと悲しみの中にある大勢の方々に思いを馳せ、私たちの出来ることを成していくことが出来ますように。コロナ禍のために、困難に置かれている方々にも、天来の慰めとお支えを祈ります。一日も早く終息し、皆で共に礼拝に与る日が来ますように。
説教: 「挫折者の福音」渡辺誉一牧師
現存する最古の福音書とされるマルコ福音書は、他の福音書に比べて地理に詳しく、著者自身がイエスの弟子集団に近い存在だったのではないかと云われている。近い間柄であったからこそ弟子達の挫折の姿を、失敗談を隠すことなく描くことが出来たのかも知れない。そしてそこから失敗者の復活、挫折者の福音をこそ声高らかに詩っている。
5月15日 復活節第5主日
説教 「変貌する母」
渡辺誉一牧師
そのとき、ゼベタイの息子たちの母が、その息子と一緒にイエスのところへ来て、ひれ伏し、何かを願おうとした。
祈祷: 渡辺誉一牧師
主なる御神 主日の礼拝を感謝いたします。心から讃美をし、共に祈る者とならせて下さい。長引くコロナ禍の為に、今なお出席出来ない方々がおられます。どうか等しく、あなたの祝福とお守りがありますように。
ウクライナでは戦争が続いています。苦しみと悲しみの中にある方々に希望とお力をお与え下さい。世界に自由と平和をもたらして下さい。争いや対立、貧困や差別、抑圧を克服する力と知恵を授けて下さい。人と人が手を取り合って共に歩む世界が訪れますように。
説教: 「変貌する母」渡辺誉一牧師
弟子達は家や仕事を捨ててイエスに従ってきた。なぜかゼベダイの子たちは母親も一緒だった。この母親は息子たちが家族や仕事を捨ててイエスに従っていったことに驚き、心配でいてもたってもいられず、彼女自身も今度は家と夫を捨てて、子ども達の後を追ってきたのだろう。子どもの事が心配で、後を追ってきた母の姿が描かれている。
5月8日 復活節第4主日
説教 「自分に死んで」
大野高志牧師
わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。
祈祷: 大野高志牧師
説教: 「自分に死んで」大野高志牧師
一人ひとりの苦しみを引き受け背負った方がある。誰もが互いに支え合い、力を合わせて働くよう。ここに奇跡が巻き起こる。己を過信しうぬぼれた、そんな「私」に死ぬ奇跡。そんな「私」と訣別し、教会に生きる復活の奇跡。
5月1日 復活節第3主日
説教 「主と共なる日々」
渡辺誉一牧師
エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
復活の主イエス・キリストを称える復活節の中、今朝も礼拝を捧げています。心からなる感謝、讃美を捧げることへとお導き下さい。
けれども、長引くコロナ禍で、今なお教会に集えない方々を憶えます。お一人お一人のところへ、復活の喜びと平安がありますようお祈りいたします。
ウクライナでの戦争が2ヶ月を過ぎました。多くの方々の命と生活が奪われています。悲しみ、痛み、苦しみの中にある人々をお守り下さい。そして一日も早く戦いが終息しますように心から祈り願います。
今日から始まる新しい一週間も神と人に仕えていくことが出来ますように、私たちを導いて下さい。
説教: 「主と共なる日々」 渡辺誉一牧師
テオフィロとは「神に愛された者」という意味の言葉だ。つまり使徒言行録とは神にイエスに愛された全ての者に宛てた手紙だ。ルカは福音書のはじめにもテオフィロという名を記している。「あなた方は神様に愛された者たちだ」、だからキリストの出来事が私たちの間に起こったことをルカは福音書と使徒言行録で繰り返し語っている。
4月24日 復活節第2主日
説教 「執り成しの主」
渡辺誉一牧師
ペトロは、イエスが三度目も「わたしを愛しているか」と言われたので、悲しくなった。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
今私たちは、復活節の中を歩んでいます。甦りの主イエス・キリストが今もなお私たちと共に歩んで下さることを憶えて感謝を捧げることが出来ますように。
コロナ禍が長引いています。今朝も教会に集えない方々を憶えます。皆のところへと復活の喜びが届けられますように祈ります。
ウクライナでの戦争が早く終わりますように。悲しみや苦しみの中にある多くの人々を守り導いて下さい。平和と平安を心から祈ります。
説教: 「執り成しの主」 渡辺誉一牧師
本来、ヨハネ福音書は20章31節で終わっている。おそらく、この時代は厳しくなるユダヤ教との対立によって、信仰を失い教会から去るものが沢山出たのだろう。その様な状況下で復活の顕現物語を続けていく必要があったのだろう。加筆部分である21章は、何度も躓きかける者を励ますように物語が綴られている。
4月17日 復活日・イースター
説教 「恐れのただ中に」
渡辺誉一牧師
弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
今日は主イエス・キリストの復活日・イースターです。キリストは私たちのために十字架にかかりましたが、死に打ち勝ち、私たちの希望となられました。主に従う者には永遠の命をも約束されました。心から感謝を捧げ、主をほめ歌うことへとお導き下さい。
今朝もウクライナでの戦争という悲劇が一日も早く終わることを祈ります。戦争による悲しみや苦しみの中にいる多くの人々のために祈ります。平安が訪れ、日常生活へと戻れますように。平和のために心から祈ります。
コロナ禍も続いています。教会に集えない方々のところへも、主の復活の喜びが届けられますように。
説教: 「恐れのただ中に」 渡辺誉一牧師
イエスに出会ったはずの弟子達は、再び家にカギをして閉じこもっている。信じたはずの彼らだ。しかし、その信仰よりも恐怖の方が勝っていた。彼らが閉じこもっている家は、いわば死の恐怖が支配する世界であり、弟子達の信仰、希望、愛が破壊されている。よみがえりの主は、そんな閉ざされた世界へと来られた。
讃美歌: 327(1番)
4月10日 (受難節第6主日)・棕梠の主日
説教 「先立つイエス」
渡辺誉一牧師
一行がエルサレムへ上って行く途中、イエスは先頭に立って進んで行かれた。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
今日は棕梠の主日です。主イエス・キリストの受難週が始まります。十字架へと進み行く受難のキリストに思いを馳せ、祈りつつ私たちもこの週を歩むことが出来ますように。
特にウクライナでは戦争という悲劇が起こっています。戦渦の中にいる多くの人々のただ中に受難のキリストがおられ、その苦しみを受けとめて下さっています。争いが一刻も早く終わりますよう心から祈ります。対立や争いではなく、平和な世界が訪れますように。
コロナ禍で今もなお、教会に集えない方々がいます。どうか皆のところに主の祝福と恵みがありますように。次週は復活日・イースターです。主の復活を共に祝う事へとお導き下さい。
説教: 「先立つイエス」 渡辺誉一牧師
イエスが弟子たちの先頭に立って導き、それを見て「驚き、恐れる」弟子たち。これで三度目の受難の予告、さらに復活の予告となるが、その物語の中で「先立つイエス」を描いているのは、このマルコ福音書だけだ。ここにはイエスだけが私たちを先導する存在であるというマルコのイエス像がある。
4月3日 (受難節第5主日)
説教 「ここから出かけよ」
渡辺誉一牧師
わたしが父を愛し、父がお命じになったとおりに行っていることを、世は知るべきである。さあ、立て、ここから出かけよう。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
新しい年度が始まりました。未だコロナ禍が続いていますが、この一年の教会の歩みと連なる一人一人の生活を支え、導いて下さい。夫々の生活の場で今朝も共に祈りを合わせている方々と共に、祈りを束ねていくことが出来ますように。そして一日も早くコロナ禍が終息しますよう心から祈ります。
ウクライナでは戦争が起こっています。争い血を流し合う悲劇が終わりますように。平和で共に生きる世界が訪れますように。
今はキリストの御苦しみを思う受難節です。復活日・イースターまでの歩みの中で、人間の罪や愚かさを思い、悔い改めていくことが出来ますようお導き下さい。
説教:「ここから出かけよ」 渡辺誉一牧師
弟子達を愛するが故に先立って苦しみを受けられるキリストの姿が表現されている。「さあ、立て。ここから出かけよう」と、イエスはこれらか自らの貧しさ、人間の弱さを味う弟子達との共なる出発の宣言をされている。破れを支える神の真実こそ、主と共なる歩の中にある。
3月27日 (受難節第4主日)
説教 「主の招く声」
渡辺誉一牧師
自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを救うのである。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
ウクライナへのロシアによる軍事侵攻によって、戦争が引き起こされ約1ヶ月が過ぎようとしています。世界中が重大な危機におかれ、不安に包まれています。毎日のように、貴い命と沢山の人々の生活が奪われ、大勢の避難民が隣国へ逃げています。小さな子どもたちの命が犠牲になっていることに心が痛みます。
一日も早く戦争が終わりますように。人々の間に平和と平穏な日常が戻りますように。困難と悲しみの中にある人々をお救い下さい。皆をお支え下さい。私たちには出来ることは小さいですが、祈りをもって可能な支援が出来ますよう強めて下さい。心から祈り願います。
次週から新しい年度が始まります。教会の歩み、連なる一人一人の生活を豊かにお導き下さい。コロナ禍が終息し、皆で礼拝に集えるようになりますように、心から祈ります。
説教:「主の招く声」 渡辺誉一牧師
人々はイエスを洗礼者ヨハネ、エリヤ、だれか昔の預言者と見ていた。ペトロは「神からのメシヤです」と答えるが、イエスは弟子達を戒める。弟子達が見当違いの方向を見ていたからなのだろう。そして誰にも話さないようにと命じた。
3月20日 (受難節第3主日)
説教 「逃れる道をも備えてくださる」
鬼形惠子牧師
コリントの信徒への手紙一10章13節(P.312)
祈祷: 鬼形牧師
主なる神様
コロナ禍が長引き、世界中が不安と困難の只中にあって、ウクライナへのロシアによる武力侵攻が続いています。沢山の貴い命と沢山の人々の生活が奪われています。同時に避難民が増加しています。特に、小さな子どもたちの命までもが奪われている惨状に、とても心を痛めます。
争いが終わり、平和と平穏な日常が戻りますように。苦しみと悲しみの中にある人々をお守り下さい。私たちも祈りをもって可能な支援が出来ますように。心から祈ります。
説教:「逃れる道をも備えてくださる」 鬼形惠子牧師
思うようにいかない毎日が続く中でも、主は必ず共にいてくださる。
感謝して、日々を豊かに生きていきたい。
3月13日 (受難節第2主日)
説教 「信仰者にされていく」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
ウクライナへのロシアによる武力侵攻が長引いています。しています。貴い命が沢山奪われています。一般の人々の生活が奪われ、国外へ逃れる避難民が日に日に増加しています。小さな子どもたちの命までもが奪われています。
人はどうして争うのでしょうか、力のある者が弱い者を踏みにじるのでしょうか。
一日も早く、この争いが終わりますように。世界の人々が平和を願い、作り上げていくことが出来ますように。苦しみと痛み、悲しみの中に佇む人々をお支え、守って下さい。私たちの出来ることは小さな事かも知れません。けれども祈りをもって可能な支援が出来るようにして下さい。心から祈ります。
説教:「信仰者にされていく」 渡辺誉一牧師
副題に「赦し、信仰、奉仕」と記されている。順番に注目したい。私たちはイエス・キリストの十字架によって罪や破れや弱さが赦されているから、信仰が与えられていく。その感謝の応答として神と人へ、教会への奉仕が与えられていく。
3月6日 (受難節第1主日)
説教 「信の深みへ」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
一日も早く、争いが終わりますように。ウクライナへとロシアが武力を持って侵攻しています。流血の惨事が起こっています。大勢の貴い命が奪われ、大勢の方々が生活を脅かされ、国外へ退避しています。その中には小さな子どもたちがいます。主が共にいて下さり、お支えとお守りを心からお祈りいたします。
戦争に反対し、平和を望む声が高らかに世界中に響きますように。戦争を止めることが出来るのは、民衆の力です。私たちにも平和を願い、作り上げていく勇気と力、そして知恵を与えて下さい。
世界は未だにパンデミックの中にあります。終息を心から祈ります。
説教:「信の深みへ」 渡辺誉一牧師
イエスを救い主と告白し、信じ従おうとするペトロ。しかしイエスはペトロを叱り「自分を捨て、自分の十字架を背負って」信じ従えと言われる。弟子達への厳しい言葉で締めくくられる。だが弟子達の傍らで、ご自身の十字架を受容し苦しみながら悲しみながら歩んで下さる救い主の姿が同時に描かれている。
2月27日 (降誕節第10主日)
説教 「私たちの足下に」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
世界は新型コロナ・ウィルスのパンデミックのただ中ですが、今、ウクライナを巡って争いが起きています。大勢の人々が命を奪われ、生活が脅かされています。その中には老齢の方々や小さな幼子たちもいます。とても胸が痛みます。武力行使に憤りを覚えます。
どうか人が争い合うのではなく、傷つけ合うのではなく、共に手を取って歩んで行けることが出来ますように。世界に平和をもたらして下さい。そして平和な世界を私たちが望み、作り上げていくことの出来る勇気と知恵を与えて下さい。
困難と不安と悲しみの中にある方々をお助け下さい。主が共にいて下さい。お支えとお守りを心からお祈りいたします。
説教:「私たちの足下に」 渡辺誉一牧師
湖上で突風にあった弟子達は、舟で寝ていたイエスを起こし「おぼれそうです。」と必死に叫んでいく。前の口語訳聖書では「死にそうです。」という翻訳になっていた。岩波書店から出ている聖書では「滅んでしまいます。」となっている。いずれも、命の危機に直面した悲鳴のような表現となっている。だがイエスは寝てはいたが一緒におられたのである。
2月20日 (降誕節第9主日)
説教 「恵みのゆらぎ」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
長く続くコロナ禍によって、多くの方々が疲弊し、疲れ切っています。どうか、一日も早く、このパンデミックが終息しますように。
今朝も、教会に出席することの出来ない多くの方々を憶えます。どうぞ等しく、あなたの祝福とお守り、お導きがありますように。
世界の国々が対立し、争い合うのではなく、共に手を取って歩んで行けることが出来ますように。この世に平和をもたらして下さい。
病気で苦しんでいる方や、困難の中にある方、悲しみの中にある方をお助け下さい。天来のお支えをお祈りいたします。
説教:「恵みのゆらぎ」 渡辺誉一牧師
遣わされた72人は、喜びに溢れて帰ってきた。これは人と一緒に重荷背負い、難しい問題を共有し共に祈りを奉げていくという共生の輪のただ中にこそイエスは存在することを表現している。イエスはその輪を広げよと命じられている。このような取り組みにこそ、神の国の姿が隠されている。それがイエスの幻である。
2月13日 (降誕節第8主日)
説教 「イエスという原点」
渡辺誉一牧師
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
新型コロナ・ウィルスによる世界的なパンデミックが起こり、三年目となります。長く世界や社会は困難な状態に置かれています。どうかこのコロナ禍が一日も早く終息しますよう祈ります。
教会に出席することの出来ない多くの方々にも等しく天来の祝福とお守りがありますよう祈ります。
世界の全てのところに自由と平和をもたらして下さい。貧困や格差、対立や争いを克服する知恵と力と勇気を与えて下さい。
病気の方、試練の中にある方、悩みを抱えている方、悲しみの中にある方が必要としている助け、支えをお与え下さいますように。
説教:「イエスという原点」 渡辺誉一牧師
イエスがこのたとえを語った時、きっと人々はあざ笑い、イエスの横を通り過ぎて行ったことだろう。15節の「ねたむ」には「嫉妬深い、よこしま」という意味がある。ねたみや嫉妬、よこしまさがイエスの言葉を遮ろうとしている。しかし、ほんの一握りの人々が、このイエスの言葉を伝えて来たのである。
2月6日 (降誕節第7主日)
説教 「愛を切り開く」
渡辺誉一牧師
そこで、イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
次々と変異をする新型コロナ・ウィルスによって、世界や社会は長く困難な状態に置かれています。コロナ禍が一日も早く終息しますよう祈ります。不安の中に置かれている多くの方々をお支え下さい。
争いや対立が無くなり、皆が手を取り合って歩んで行ける世界が訪れますように。皆が心を通わせ合うことが出来ますように。平和な世界の到来を心から祈ります。
説教:「愛を切り開く」 渡辺誉一牧師
自分がサマリヤ人であり、相手が敵対するユダヤ人であることを忘却し、一人の人間として瀕死の人を見過ごしには出来ないと心を強く動かされた。このイエスのたとえは、人と人との具体的な出会いが語られつつ、そこに「憐れに思う、心を強く動かされる」という神の出来事が人間の中に起こることを語っている。
1月30日 (降誕節第6主日)
説教 「問い続けるイエス」
渡辺誉一牧師
安息日は、人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない。だから、人の子は安息日の主でもある。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
長く続くコロナ禍が一日も早く終息しますように。今もなお、困難の中に置かれている大勢の方々を憶えます。どうぞ、お支え下さり、守り導いて下さい。心から祈ります。
私たちもまた不安の中に置かれていますが、私たちの心を整えて下さい。この世の様々なものに振り回されずに、命に仕えていくことが出来ますように。この様な時であるからこそ、心を通わせ、共に歩むことが出来ますようにして下さい。
説教:「問い続けるイエス」 渡辺誉一牧師
聖書で描かれているイエスは、現実の様々な場でイエス自身を追体験する事へと私たちを誘っている。一箇所に安住することなく、身の置き場を変え、多くの人々共に生きて欲しいと願っている。そしてイエスは一緒に歩んで欲しいと私たちを促している。
1月23日 (降誕節第5主日)
説教 「優しさに溢れて」
渡辺誉一牧師
イエスは女に、「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と言われた。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神
次々と変異をするウィルスによって、更なる感染拡大が続いています。人々がなおも不安に包まれ、生活困窮者も増えています。医療関係のみならず、公的サービス期間も逼迫しつつあります。困難の中にいる方々をお支え下さい。このようなコロナ禍が一日も早く終息しますように祈ります。
寒い日が続いております。大雪に悩まされている地方の方々の上にも、あなたのお守りがありますように。
主が共にいて下さることを信じて歩むことが出来ますように。
説教:「優しさに溢れて」 渡辺誉一牧師
イエスは言葉ではなく、涙で足を洗う女性の姿に彼女が今まで犯してきた罪を感じた。それだけではなく、彼女の良心の呵責、更には気づかぬところで人を傷つけ、悲しませてきた多くの言葉と振る舞いを、およそ人間が生きる上での業を、イエスはしっかりと受けとめた。
1月16日 (降誕節第4主日)
説教 「私たちの土台」
渡辺誉一牧師
そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神。
新型コロナ・ウィルスが次々と変異をし、更なる感染拡大が続いています。社会が混乱し、人々が大きな不安に包まれ、生活困窮者も増えています。この世界的なパンデミックが、一日も早く終息しますように祈ります。困難の中に、悲しみの中にいる多くの方々をお支え下さいますように。
この年も主が共にいて下さり、希望を抱いて歩むことが出来ますように、なかなか教会の様々な活動も再開出来ませんが、必ずやあなたが導いて下さることを信じて歩むことが出来ますように。
説教:「私たちの土台」 渡辺牧師
山上の説教の締めくくりに納められたイエスのたとえは、行為重点の教えである。この箇所までに綴られているイエスの言葉は、愛を喪失していくことへの警告とも捉えられる。人間の自己中心的な営みへと、イエスの鋭い神の言葉が対峙していく。この対峙していく様、向かい合っていく様こそがイエスの真骨頂でもある。
1月9日 (降誕節第3主日)
説教 「新しい創造へ」
渡辺誉一牧師
あなたがたに言うことは、すべての人に言うのだ。目を覚ましていなさい。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神。
私たちは新しい年2022年を歩み始めています。長引く新型コロナ・ウィルスによる世界的なパンデミックが、一日も早く終息しますように。不安を取り除き、困難の中に、悲しみの中にいる多くの方々をお救い下さい。そして、希望を抱き、平安に満たして下さい。
今日は礼拝の中で成人祝福と幼児祝福が執り行われます。新しく成人する方々の上に豊かな祝福を祈ります。幼子達の上には、貴方の祝福とお守りが豊かに注がれ、すくすくと育ち行きますようにと、心から祈ります。教会に連なる一人一人が主によって呼び集められた家族である事の自覚に立つことが出来ますように祈ります。
説教:「新しい創造へ」 渡辺牧師
イエスの弟子達はユダヤ教の教えや振る舞い、当時社会の考えが染み着いていた。しかし、そんな弟子達もイエスの死と復活の出来事が内に宿り、新しく歩み始めることができた。パウロはガラテヤの信徒への手紙を「大切なのは、新しく創造されることです」と締めくくっている。
1月2日 (降誕節第2主日)
説教 「主の器として」
渡辺誉一牧師
あなたがたに言うことは、すべての人に言うのだ。目を覚ましていなさい。
祈祷: 渡辺牧師
主なる御神。
御子イエス・キリストの降誕を憶える降誕節の中で、新しい年を迎えました。私たちは安心出来る日常を心から願っています。二年も続く新型コロナ・ウィルスによる世界的なパンデミックの為に、未だ未だ不安と困難が続いています。どうか一日も早く終息しますように。希望に満ちた年となりますように祈り願います。
悲しみや苦しみの中に置かれている大勢の方々のところに、天来の慰めとお支えがありますように祈ります。
説教:「主の器として」 渡辺牧師
ヨーロッパの教会では、塔のてっぺんに鶏の像が置かれていることがある。教会がこの世界に向かって「神の国の到来の時」を告げ知らせるという意味があるという。と共に、いつも目を醒して世の見張りの役をすべきことを自分自身に課すしるしともなっている。