12月28日
説教「驕れる者は久からず」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスご降誕の喜びは、権力者の殺意によって恐れの影を帯びる。しかし、権力者は神でなく、死に行く人間の一人である。神こそ究極の権威者である。
聖書:
この子の命をねらっていた者どもは、死んでしまった。
旧約聖書:
出エジプト記 4:18 - 23
新約聖書:
マタイによる福音書 2:13-23
12月21日 クリスマス礼拝
説教「闇に輝く光」
荒井仁牧師
説教の要言
神は闇の中に光を造り出され、人々に希望を与える。その歴史は途絶えることなく、今も私たちを照らし出す。この光を闇の中にいる人々に届けたい。
聖書:
学者たちはその星を見て喜びにあふれた。
旧約聖書:
創世記 1:1 - 5
新約聖書:
マタイによる福音書 2:7-12
12月14日
説教「外国人の救い」
荒井仁牧師
説教の要言
ユダヤ人の救いは、歴史を振り返ると外国人も与る普遍的な経験であった。偏狭な国粋主義は、救いの意味を損なう。誰にも開かれた救いを神は用意される。
聖書:
わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みにやって来たのです。
旧約聖書:
出エジプト記 12:37 -42
新約聖書:
マタイによる福音書 2:1-6
12月7日
説教「見えないものを望む」
鬼形恵子牧師
説教の要言
神が下さる希望は、私たちの現実や努力を超えて与えられる。忍耐して待ち望む時も、希望を信じる者でありたい。
聖書:
狼は子羊と共に宿り 豹は子山羊と共に伏す。
旧約聖書:
イザヤ書 11:1 -10
新約聖書:
ローマの信徒への手紙 8:18 - 25
11月30日
説教「共におられる神」
荒井仁牧師
説教の要言
共にいて下さる神は、人の命を軽視する権力に向かう力を与える。抑圧、搾取の犠牲者に寄り添い続ける時に、神が共におられ、働かれるのを私たちは知る。
聖書:
見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。
旧約聖書:
出エジプト記 3:7 -12
新約聖書:
マタイによる福音書 1:18-25
11月23日
説教「虚偽と真理」
荒井仁牧師
説教の要言
裁きの座に就く者は、自分自身も裁かれる。神は一人残らず裁きの場に引き出し、人生をすべてふるいにかける如く明らかにする。裁きは信じる者に救いとなる。
聖書:
真理に属する人は皆、わたしの声を聞く。
旧約聖書:
申命記 16:18 -20
新約聖書:
ヨハネによる福音書 18:28-38
11月16日
説教「手を差し伸べる」
荒井仁牧師
説教の要言
被災者と触れ合う中で、持てるものを分かち合うことが求められる。手にしているものは、元は神から与えられ、私たちに委ねられたものである。
聖書:
行いが伴わないなら、信仰はそれだけでは死んだものです。
聖書:
ヤコブの手紙 2:14 -17
11月9日
説教「神を否む」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスとの関係を否定したペトロは、自分と神をも否定することになる。イエスはペトロの弱さを受けとめつつ、十字架に向かい、彼をも救おうとされる。
聖書:
園であの男と一緒にいるのを、わたしに見られたではないか。
旧約聖書:
ネヘミヤ記 9:32 -37
新約聖書:
ヨハネによる福音書 18:15-18、25-27
11月2日
説教「断絶と継承」
荒井仁牧師
説教の要言
死者は生の世界に戻ることはなくとも、多くの良きものを人々に残した。今を生きる私たちの人生は、先達の知恵と心の集積であり、神はこれを祝福する。
聖書:
行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしと会うことになる。
旧約聖書:
列王記下 2:8 -18
新約聖書:
マタイによる福音書 28:1-10
10月26日
説教「大祭司の尋問」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスは大祭司の裁きを受けられる時に、臆することなく真実を求めるように迫る。敵対者はイエスの言葉に応えることができない。真実から遠ざかる権威の姿が明らかとなる。
聖書:
一人の人間が民の代わりに死ぬ方が好都合だと、ユダヤ人たちに助言したのは、このカイアファであった。
旧約聖書:
出エジプト記 18:13 - 26
新約聖書:
ヨハネによる福音書 18:12-14、19-24
10月19日
説教「ゴスペルが日本で流行る意味とは」
国広淑弘氏
説教の要言
アフリカ系アメリカ人の宗教音楽であるゴスペルが、日本で流行るのは何故でしょうか。日本のクリスチャンや教会は一体何を神さまから言われているのでしょうか。
聖書:
全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。
旧約聖書:
士師記 7:1 - 7
新約聖書:
マルコによる福音書 16:15
10月12日
説教「だれを捜しているのか」
荒井仁牧師
説教の要言
ゲッセマネの園でイエスは、敵対者に「わたしである」と自らを示された。モーセの前に現れた神は、イエスにおいて現れる。柔和で敵をも傷つけない神が、今も世を愛される。
聖書:
彼らが「ナザレのイエスだ」と答えると、イエスは「わたしである」と言われた。
旧約聖書:
出エジプト記 3:11 - 15
新約聖書:
ヨハネによる福音書 18:1 - 11
10月5日
説教「一つに」
荒井仁牧師
説教の要言
神とイエスが一つとなって、多くの人を愛し、仕えられた。私たちもイエスによって一つとなって、人々に仕えたい。一つとなって、分裂あるところに、和解をもたらしたい。
聖書:
わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。
旧約聖書:
創世記 16:1 - 12
新約聖書:
ヨハネによる福音書 17:20 - 26
9月28日
説教「永遠の命を与える祈り」
荒井仁牧師
説教の要言
人の命が永らえるために捧げる願いは、心の奥底からほとばしる深い愛である。神は執り成す者の声に耳を傾け、滅び行く者に新たな命を再び与えられる。
聖書:
そのために、子はあなたからゆだねられたすべての人に、永遠の命を与えることができるのです。
旧約聖書:
エステル記 8:3 - 8
新約聖書:
ヨハネによる福音書 17:1 - 19
9月21日
説教「恐れと勇気」
荒井仁牧師
説教の要言
身に危険が及びそうになれば恐れを抱く。勇気は自ずと湧くのではなく、現実の奥に潜むイエスの勝利によって引き出される。事象の背後にいる神を見つめ続けたい。
聖書:
しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。
旧約聖書:
ヨシュア記 1:1 - 9
新約聖書:
ヨハネによる福音書 16:25 - 33
9月14日
説教「喜び」
荒井仁牧師
説教の要言
神の与える喜びは、出会いと結びつきを通して与えられる。この世の喜びは力と成功によって与えられる。新たな出会いを通して、喜びを共に味わいたい。
聖書:
その喜びをあなたがたから奪い去る者はいない。
旧約聖書:
サムエル記上 2:1 - 10
新約聖書:
ヨハネによる福音書 16:16 - 24
9月7日
説教「真理を悟らせる霊」
荒井仁牧師
説教の要言
イエス不在の教会にとって、聖霊の臨在が新たな励ましとなる。真理を悟らせ、離れていた神と人、人と人が結び合わされている現実を確かめさせて下さる霊が共にいる。
聖書:
真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。
旧約聖書:
エレミヤ書 31:15 - 17
新約聖書:
ヨハネによる福音書 16:1 - 15
8月24日
信徒証詞
説教の要言
イエスにつながり続けることは、神の導きによる。イエスを通して愛と恵みを受ける時に隣人を愛する力が与えられる。イエスが歩まれた道を共に進みたい。
聖書:
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。」
「愛がなければ、無に等しい。」
聖書:
コリントの信徒への手紙Ⅰ 13:1 - 3
聖書:
ヨハネによる福音書 15:1 - 5
8月17日
説教「傷、そして癒し」
荒井仁牧師
説教の要言
苦難の僕は、不幸にも思える境遇を嘆かず、神を呪うものでもない。苦難を甘受し、その意味を問い、隣人に仕えるために生を全うする。それを神の御心と受け留めながら。
聖書:
彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。
旧約聖書:
イザヤ書 53:1 - 12
新約聖書:
マタイによる福音書 27:45 - 56
8月10日
説教「戦争と平和の歴史を担う」
荒井仁牧師
説教の要言
戦争は心身共に深い傷を残す。怨恨の連鎖、報復の連鎖を断ち切るためには、神に立ち帰り、愛をもって互いに配慮し合う必要がある。イエスはこの和解を生きられた。
聖書:
彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。
旧約聖書:
イザヤ書 11:1 - 10
新約聖書:
マタイによる福音書 3:13 - 17
8月3日
説教「平和を願って」
荒井仁牧師
説教の要言
悪しき者が世に蔓延るときに、悪しきもので返さず、祝福を祈るように聖書は求める。これが平和への道であり、祝福を受け継ぐ道であり、神の望まれる道である。
聖書:
彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。
旧約聖書:
イザヤ書 2:1 - 5
新約聖書:
ペトロの手紙Ⅰ 3:8 - 12
7月27日
説教「驚きを出発点として」
佐藤千郎牧師
説教の要言
主イエスが、どんな人とも、またどのような状況の中でも、「共にいてくださる」。そのことへの驚きを感じているかいないかが、霊的人生(信仰生活)の豊かさを左右するのです。
聖書:
わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。
旧約聖書:
出エジプト記 3:7 - 12
新約聖書:
マタイによる福音書 28:16 - 20
7月20日
説教「この世の罪」
荒井仁牧師
説教の要言
この世の罪は、権力を悪用し、私利私欲を貪る姿に現れる。委ねられた務めを思い、すべての人の幸いを求めるところに、神の御心は実現する。聖霊の助けを求めたい。
聖書:
あなたがたは世に属していない。わたしがあなたがたを世から選び出した。
旧約聖書:
列王記上 21:8 - 16
新約聖書:
ヨハネによる福音書 15:18 - 27
7月13日
説教「友のために」
荒井仁牧師
説教の要言
友のために命を捨てるのは、友のために死ぬことだけではない。友のために生き、思いを尽くして困難な日々にも友を守ることである。イエスにその姿を学びたい。
聖書:
友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。
旧約聖書:
創世記 42:18 - 25
新約聖書:
ヨハネによる福音書 15:11 - 17
7月6日
説教「つながり」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスとのつながりの中で、人は実を結ぶ者として用いられる。実は人に食べられて隣人を喜ばせながら命を養う。実りの良し悪しは自分ではなく、隣人と神が決める。
聖書:
わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。
旧約聖書:
詩編 1:1 - 6
新約聖書:
ヨハネによる福音書 15:1 - 10
6月29日
説教「イエスの平和」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスは弟子たちに平和を残される。同時に神が聖霊を遣わし、すべてのことを教える。聖霊は平和への理解を進め実現する力である。この世が聖霊で満たされるよう祈りたい。
聖書:
わたしは、平和をあなたがたに残し、私の平和を与える。
旧約聖書:
イザヤ書 2:1 - 5
新約聖書:
ヨハネによる福音書 14:25 - 31
6月22日
説教「みなしごにしない神」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスは弟子たちのもとを去るが、彼らを放り出すのではなく、神から聖霊を遣わしてもらい、励まし続ける。いかなる日にも見捨てられることのない恵みを広めたい。
聖書:
あたしはあなたがたをみなしごにはしておかない。あなたがたのところに戻って来る。
旧約聖書:
創世記 21:9 - 21
新約聖書:
ヨハネによる福音書 14:15 - 24
6月15日
説教「道、真理、命」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスは御自身を「道、真理、命」と呼ばれ、父なる神に至るためにイエスを通らなければならないと言われた。イエスに現れた神への道を、日々の生活の中で見出したい。
聖書:
わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。
旧約聖書:
ヨシュア記 1:1 - 9
新約聖書:
ヨハネによる福音書 14:1 - 14
6月8日
説教「聖霊降臨ー遣わされて」
荒井仁牧師
こどものプログラム
遣わしてください(教会学校生徒・教師)
説教の要言
聖霊が降ると、弟子たちは多くの言葉で神の業を伝えた。世界の各地に遣わされ、悩み苦しむ人々に救いを広めた。神は今、私たちをこの世に遣わされる。
聖書:
すると、一同は聖霊に満たされ、”霊"が語らせるままに、他の国々の言葉で話しだした。
聖書:
使徒言行録 2:1 - 13
6月1日
説教「イエスの行く所」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスは弟子たちに先んじて苦難の道を進まれ、神のもとに戻られた。弟子たちは時至ってイエスの切り拓かれた苦難の道を歩むが、イエスの故に希望が与えられた。
聖書:
わたしの行く所に、あなたは今ついて来ることはできないが、後でついて来ることになる。
旧約聖書:
列王記下 2:7 - 14
新約聖書:
ヨハネによる福音書 13:31 - 38
5月25日
説教「食卓の事情」
荒井仁牧師
説教の要言
命を狙う者が同じ食卓に着く緊張をヨナタンもイエスも味わった。今、同じ苦悩を抱える者の思いを、イエスが受けとめてくださる。
聖書:
ユダがパン切れを受け取ると、サタンが彼の中に入った。
旧約聖書:
サムエル記上 20:24b - 34
新約聖書:
ヨハネによる福音書 13:21 - 30
5月18日
説教「互いに仕える自由」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスは教師でありながら、弟子たちの足を洗って僕として仕えられた。立場にかかわらず、人は仕え合う時にイエスに従う者として生きる。
聖書:
あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。
旧約聖書:
創世記 39:21 - 23
新約聖書:
ヨハネによる福音書 13:12 - 20
5月11日
説教「常識破りの愛」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスは弟子たちの足を洗い、仕える者の模範となられた。弟子たちはイエスの愛に応えずに十字架の前では裏切ってしまう。イエスは裏切る弟子を、なお愛し抜かれる。
聖書:
すでに体を洗った者は 全身清いのだから、足だけ洗えばよい。
旧約聖書:
ミカ書 7:1 - 7
新約聖書:
ヨハネによる福音書 13:1 - 11
5月4日
説教「世を救うため」
荒井仁牧師
説教の要言
罪に染まったこの世にイエスは来られ、裁きではなく救いを与えられた。これを受けるか受けないかは、各自に委ねられている。今、答えを求められている。
聖書:
わたしは、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。
旧約聖書:
創世記 6:1 - 8
新約聖書:
ヨハネによる福音書 12:44 - 50
4月27日
説教「エマオ途上」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスの遺体の消えた出来事に驚く弟子たちは、イエスを通して空の墓の真実を知る。死の世界にではなく、生の世界に目を向ける時、イエスの姿に気づく。
聖書:
すると、二人の目が開け、イエスだとわかったが、その姿は見えなくなった。
旧約聖書:
エゼキエル書 37:1 - 10
新約聖書:
ルカによる福音書 24:13 - 35
4月20日
説教「空の墓と復活」
荒井仁牧師
説教の要言
復活の事実を告げられ弟子たちは信じない。空の墓を見ても驚いて家に帰るだけである。女性の言葉だから信じない男性の弟子たちにイエスは出会いを用意される。
聖書:
しかし、ペトロは立ち上がって墓へ走り、身をかがめて中をのぞくと、亜麻布しかなかったので、この出来事に驚きながら家に帰った。
旧約聖書:
列王記下 2:8- 18
新約聖書:
ルカによる福音書 24:1- 12
4月13日
説教「死ぬ間際の救い」
荒井仁牧師
説教の要言
十字架上で罪人に救いを与えたイエスと、死の間際で救いを与えられた者がいる。人生の最後まで救いの機会は残されており、救いを伝える働きも委ねられている。
聖書:
イエスよ、あなたの御国にお出でになるときには、わたしを思い出してください。
旧約聖書:
詩編 13:1 - 6
新約聖書:
ルカによる福音書 23:26- 43
4月6日
説教「信仰と、希望と、愛、この三つはいつまでも残る」
鬼形惠子牧師
説教の要言
新しく歩み出す時も、重荷を負う時も、主は共にいてくださる。主が与えてくださる希望は、絶えることがない。
聖書:
信仰と、希望と、愛、この三つはいつまでも残る。
旧約聖書:
ヨシュア記 1:1 - 9
新約聖書:
コリントの信徒への手紙Ⅰ 13:8- 13
3月30日
説教「真実に抗う妬み」
荒井仁牧師
説教の要言
真実に生きるイエスは、指導者の妬みにより十字架へと追いやられる。ダニエルの時代に同じ罪が犯され、ユダヤ人の命が危機に晒された。神は追いこまれた命を受けとめられる。
聖書:
この男には死刑に当たる犯罪は何も見つからなかった。
旧約聖書:
ダニエル書 3:1 - 15
新約聖書:
ルカによる福音書 23:13- 25
3月23日
説教「御心のままに」
荒井仁牧師
説教の要言
イエスはゲッセマネの園で「御心のままに」と祈られた。御心は自分に都合の良いことではない。時に痛みを負い、悲しみを背負う。御心は、その痛み悲しみを担う愛である。
聖書:
しかし、わたしの願いではなく、御心のままに行ってください。
旧約聖書:
詩編 70:1 - 6
新約聖書:
ルカによる福音書 22:39- 53
3月16日
説教「仕える偉大さ」
荒井仁牧師
説教の要言
人の上に立って目立ちたがる弟子たちに人の足元に額づいて身を低くすることをイエスは「偉さ」の姿として教える。顔の売り込みをイエスは嫌われる。
聖書:
あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。
旧約聖書:
創世記 18:1 - 8
新約聖書:
ルカによる福音書 22:7- 30
3月9日
説教「荒野で聞く神の言葉」
佐藤千郎牧師
説教の要言
神の口から出る一つ一つの言葉は、苦渋に満ちた叫びを伴った苦難を、信仰を持って生きる人たちに託され、その人たちを通して私たちに届けられる。耳を閉じてはならない。
聖書:
あなたは、あなたの神
主の聖なる民である。
旧約聖書:
申命記 7:6 - 9a
新約聖書:
マタイによる福音書 4:1- 11
3月2日
説教「神が調合する価値」
大野高志牧師
説教の要言
人は自発的に救いから逃げ出して、奴隷となるのを好む場合がある。イエスは救いから遠ざかる者を裁くことをせず、救い続けようとされる。
聖書:
わたしは、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。
旧約聖書:
箴言 9:1 - 6
新約聖書:
ヨハネによる福音書 2:1- 11
2月23日
説教「信じる者、信じない者」
荒井 仁牧師
説教の要言
イエスを信じない者がいる中で、イエスを信じる者がいる。声を上げることなく密かに信頼する人々の信仰を神は決して見逃さない。その罪も含めて、神は目を留められる。
聖書:
国を隔てる氷を溶かすには
右から水をかけるより
左に春風を送ること
暖流送れば底まで溶ける
旧約聖書:
イザヤ書 53:1 - 5
新約聖書:
ヨハネによる福音書 12:36b- 43
2月16日
説教「光あるうちに」
荒井 仁牧師
説教の要言
イエスに従う歩みを妨げる人々がいる。小さな命の灯火を消そうとする人々がいる。逆風の中、弟子たちは小さな光を頼りに暗闇を歩き続ける。灯火に照らされながら。
聖書:
暗闇に追いつかれないように、光のあるうちに歩きなさい。
旧約聖書:
エズラ記 4:1 - 5
新約聖書:
ヨハネによる福音書 12:27- 36a
2月9日
説教「限りなき命」
荒井 仁牧師
説教の要言
イエスはユダヤ人のみならず、外国人が救いに与る道を再び開いた。命の恵みは人の思いによって堰き止められていた。今や惠の広がりに限りはない。
聖書:
自分の愛する者は、それを失うが、この世で自分の命を憎む人は、それを保って永遠の命に至る。
旧約聖書:
創世記 9:1 - 17
新約聖書:
ヨハネによる福音書 12:20- 26
2月2日
説教「平和の乗り物」
荒井 仁牧師
説教の要言
エルサレムで人々はイエスが王として立つのを望んで迎えた。イエスはろばの子を見つけて乗り、争いから離れる柔和な王としてエルサレムに入られた。
聖書:
イエスはろばの子を見つけて、お乗りになった。
旧約聖書:
イザヤ書 5:26 - 30
新約聖書:
ヨハネによる福音書 12:12- 19
1月26日
説教「香油注ぎ」
荒井 仁牧師
説教の要言
心をこめて宝を人のために用いるのか、力を誇示するために宝を用いるのか。イエスは宝に込められた深い愛を感じ、使う人の気持ちを汲み取られる。
聖書:
そのとき、マリアが純粋で非常の高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足をぬぐった。
旧約聖書:
列王記上 10:14 - 29
新約聖書:
ヨハネによる福音書 12:1- 11
1月19日
説教「犠牲」
荒井 仁牧師
説教の要言
生への意思を無視した犠牲の上に成り立つ人生は貪欲である。隣人愛から出た犠牲の上に成り立つ生は感謝の賜物である。命の尊さに支えられ、また支える者でありたい。
聖書:
一人の人間が民の代わりに死に、国民全体が滅びないで済む方が、あなたがたい好都合だとは考えないのか。
旧約聖書:
レビ記 4:1- 12
新約聖書:
ヨハネによる福音書 11:45 - 57
1月12日
説教「イエスに生かされて」
荒井 仁牧師
説教の要言
人の目には可能性がないと思われることも、
神には不可能ではない。
奇跡は人にとって思いもよらない出来事だが、
神にとっては人を救う愛と憐みの働きである。
聖書:
「ラザロ、出て来なさい。」と大声で叫ばれた。すると、
死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま出てきた。
旧約聖書:
レビ記 21:1- 11
新約聖書:
ヨハネによる福音書 11:38- 44
1月5日
説教「バプテスマ」
荒井 仁牧師
説教の要言
人はどのように生きるのかを問われる時、
誰と共に生きるのかを選択する。
イエスと共に生きる者は、志同じくする者と共に歩む。
逆風が吹く時にも、支え合いながら。
聖書:
その方は、聖霊と火で
あなたたちに洗礼をお授けになる。
旧約聖書:
詩編 1:1- 8
新約聖書:
ルカによる福音書 3:15- 22