夏の夕べ

194号 夏の夕べ「星空のもとで…」吉田潤

194号 夏の夕べ 「星空のもとで…」 吉田潤


 8月27日、主日礼拝後の夕方より、例年の様に、在日大韓基督教横須賀教会の方々と共に、夕礼拝と楽しい夕食の時を持ちました。


 私自身は、初めての参加となりましたが、両教会共々、子供から大人まで、総勢60数名が参加しました。星空のもと、食事をとりながら、そしてゲームを楽しみながらの交歓は、形式的な集いとは又違い、和気あいあいとした雰囲気で、親睦もより深まる様に感じられました。この様な集まりを継続していくことで、私達成人だけでなく、子供達も民族の違いを越えて、同じこの夜空の下で食事をとり、神に祈る人間としての認識を育んでゆくことは、非常に意義のあることだと思います。今回、時間の関係で実現できなかった、韓国語を勉強したり、韓国語で歌を歌ったりといったプログラムは、次回実現すれば、より深い交わりのきっかけとなることでしょう。


 又この日は、会の準備に、そしてザ・オンチョーズのリーダーとして活躍した大門神学生の研修最終日でもあり、歌の会は、彼のラストコンサートといったところでした。一ヶ月の研修本当に御苦労様でした。


 当日のみのお手伝いとなってしまいましたが、前々より企画、準備をして下さった皆様に、そして晩夏の夜空から、この会を見守って下さった神様に感謝いたします。


 来年もより多くの方々の参加をえて、会員どうしの、そして大韓基督教横須賀教会の方々との楽しい時を持てる様願っております。

218号 アウト・ドアの「夏の夕べ」 原節子

218号 アウト・ドアの「夏の夕べ」 原節子

 夏の夕べの集まりが始まって、十年になります。在日大韓基督教横須賀教会との交流の場としても早や十数年、朴米雄牧師、韓牧師、康恩弘牧師、九年前より鄭相煕牧師と牧師は変わられても何時も夏の夕べには牧師と信徒の方が数名、キムチや焼き肉を持って参加してくださいました。 今年は初めて大韓横須賀教会より夏の夕べのお招きがあり八月二二日三時頃より二台の車と電車組(若い人達八名)総勢二二名横須賀の「海風公園」の広場に参りました。 公園は日の出町にある大韓横須賀教会より車で五分の所で、海岸に面し埋立地を利用した素敵な公園でした。整地された草原には幾つかのテントを張って家族連れが楽しんでいました。 横須賀教会でも大きなテントと敷地で会場を作り、四時からテントの中で野外の夕礼拝が始まりました。 金在姫姉の司会で讃美歌、主の祈りはそれぞれの国の言葉で歌い祈りました。説教と祝祷は菅根先生がなさいました。言葉は通じない部分もありますが、それぞれの国の聖書、讃美歌を通して心は一つになったと思います。 夕礼拝の後はテントの廻りに準備されているバーベーキューの焼き肉とおにぎり、キムチ、サラダ、野菜煮、冷たい飲みものとどれもおいしい味付けで、作り方を教えて頂きながら本場の韓国料理を堪能し、おしゃべりに楽しい一時を過ごしました。 大韓横須賀教会からも、赤ちゃん連れの若夫婦、留学生、来日五年で日本語の上手な娘さん、久しぶりに参加した方、古くから顔馴染みの役員の方々二十数名出席で鄭牧師夫妻はじめ皆様の心のこもった親睦会でした。 ちょうど指方神学生の研修最終日でもあり楽しい思い出が一つ増え、一ヶ月の研修ご苦労様とお別れ会が出来ました。日も落ち海風も心地よくなり五時半帰途につきました。

224号 夏の夕べ 浜本真理

224号 夏の夕べ 浜本真理


 去る八月二十日、在日大韓キリスト教横須賀教会との交流のひととき、恒例の夏の夕べを恩寵教会でもつことができました。天候にも恵まれ、延べ人数八十四名の参加者がありました。


 夏の夕べは在日大韓キリスト教横須賀教会の鄭牧師の説教による礼拝をもって始まりました。折しも韓国と北朝鮮との離散家族の再会が一部果たされた後で、その報道についての在日韓国、朝鮮人としての見方をお話し下さいました。礼拝後、初めて夏の夕べに参加する人の紹介がありました。在日大韓キリスト教横須賀教会からは特に韓国から三人の留学生がいらしていたので、皆で歓迎の意を表したのでした。


 その後は庭でバーベキュー。司会進行は私浜本真理と兄の太郎が致しました。兄は韓国語を興味をもって勉強しているので、こうした場でその能力が生かされることはとても嬉しいことです。


 しばらく食事・懇談をした後、お楽しみのプログラムへと移りました。まずは田中神学生による「ヨナの話」の劇。皆様ご存知でしょうか、教会には山本メグミさん手作りの黒い人形劇のフレームがあるのですが、そのフレームから顔を出してとても面白く劇をして下さいました。子どもたちも大喜びで楽しんでいました。魚の腹にいる様子も工夫して表現されていました。次は登内さんの所属しているフラダンスのクラブの皆さんによる魅惑的な舞いが披露されました。本格的なフラは私たちをあたかも南国へといざなうよう。門の外から見物している方もおり、ある方は、登内さんのことを見て、「あの踊っている方が牧師ですか」とお尋ねになったそうです。お楽しみの最後は賞品つきビンゴゲーム。数字が言われる度に歓喜と落胆の声。賞品は幸運な七人の手に渡りました。


 夏の夕べは様々な人のお手伝いによって支えられました。この場を借りて感謝したいと思います。ありがとうございました。そしてこれからもこの交流を続けていけるよう願っています。