128号【社会部報告】(田宮 記)
【社会部報告】 月報128号(田宮 記)
社会部報告 (七月四日・於教会・出席16名)
シリーズ「高令期を考える」第三回
過日亡くなられた吉野さんの提案によるテキスト「甘えは許されない」(明日の友より)を中心に、老いの時の生活設計(経済、介護等の問題)を話し合い次の事柄を学んだ。
•年をとるということは、依存性へと変化して行くものであることを自覚しておく。
•家族、友人、隣人との人間関係が大きな財産となる。お互に必要な時に快く助け合い、感謝する素朴な感情を育てておくことが大切。
•老いて寝たきりになり介護を必要になったら、気持ち良く介護してもらう心の柔軟性も大事。しかし、一番心配なのは“呆け”の問題ではないか。
今回は、身近な問題を出し合ったが、次回は次の詩を読み、輝きに満ちた老年期として、やはり神から与えられた意味ある時としてとらえたい。
(田宮 記)
最上のわざ
(ヘルマン・ホィヴェルの『人生の秋に』より)
この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静におのれの十字架をになう—。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、けんきょに人の世話になり、
弱って、もはや人のために役立たずとも、
親切で柔和であることー。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くためにー。
おのれをこの世につなぐくさりを少しずつ
はずして行くのは、まことにえらい仕事—。
こうして何もできなくなれば、それをけんそんに承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。それは祈りだー。
手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるためにー。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」とー。
*
—。ちょっと長めに統一して下さい。
203号 部会便り(1)礼拝・音楽部 田宮繁子
203号 部会便り(1) 礼拝・音楽部 田宮繁子
聖日礼拝が、落ち着いた豊かなひと時となる様に、多岐に亘る準備と環境作りを行う一方、宣教の大事な窓口であることを覚えながら働いています。
礼拝
・会堂整備=聖日を迎える前に「掲示の言葉」を貼り講壇に活花。空調、照明、音響(録音・保存)
・週報=印刷、個別配布、保存。
・受付=新来者の応対と名簿作成。
・印刷物送付=欠席者へ週報・月報・牧師室だより等を送付する。
・聖餐式の準備と片付け及び器具の管理。
・祈禱会の準備。「証し」を依頼。
・問安用「主の祈り」「聖句カレンダー」の作成。
音楽
・聖歌隊=月一回の奉仕。教区・地区音楽祭、市民クリスマスに参加。礼拝後と夏期集中練習。
・音楽委員会=隔年に行う教会コンサートの企画と開催。
・問安用「聖句朗読と讃美歌」の録音テープを作成
・「讃美歌21」が出版されました。徐々に練習したいと思います。
・礼拝部では、毛筆で聖句を書いて下さる方、又聖歌隊で歌って下さる方(特に男性)をつのっています。どうぞ部員まで御連絡下さい。
205号 部会便り(2)会員部 吉田暁美
205号 部会便り(2) 会員部 吉田暁美
会員部の働きについてお知らせし、皆様の御理解と協力をお願いします。役割の内容としては、
(一)問安、会員の安否、会員の慶弔に関する事。カードによる問安。
(二)婦人の集い 年五回開催予定
四月・六月・九月・十一月・二月の第三火曜日十時〜十二時 礼拝とテープによる勉強会
(三)東湘南地区婦人代表者会の委員選出と委員会報告並びに諸集会のお知らせと参加への呼びかけ
(四)お仕事会 バザーの諸出品物作りが重な仕事。クリスマスの季節には、届先へのプレゼントの準備とお届け。
(五)子供の日の愛餐会、秋の愛餐会の食事の準備、その他諸行事への協力。
今年は、初めて「花の日」に、教会員への問安日として、地域ごとに、お花を持って入院中の方や自宅療養中の方を見舞いました。とてもよろこばれました。
これらの事は、会員部のメンバーだけがかゝわるのではなく、広く教会員に協力をおねがいしないと出来ないことですので、何卒よろしくお力添え下さい。
又、教会員の消息などもお気付きのことがありましたら、先生又は会員部の者にお知らせ下さい。
206号 部会便り(Ⅲ)伝道部 川田俊和
206号 部会便り(Ⅲ) 伝道部 川田俊和
伝道部という名称は、何か厳めしい印象を受けますが、実際の業務は、牧師が行なう伝道その他の活動の手伝いをする事と、多様な教会行事、各部の実施する活動に協力することです。
信仰について一言申し上げますと「私達の教会の姿勢」第四項に「他人に信仰を伝えることによって信仰は自分の中により確かなものになる」と信仰の前進の秘訣が書かれています。大いに味わうべき言葉と思います。
伝道部の定形的な行事は次の様なものです。
(1)
秋に伝道集会を開いて内外に積極的に働きかけをします。
(2)
毎月第二金曜日のキリスト教基礎講座の世話役
(3)
東湘南地区信徒大会への教会員参加の呼びかけと諸準備。
(4)
コーヒーアワーを実施し教会員の親睦をはかり、収入は関西大震災に些かですが献金します。
(5)
クリスマス委員会の組織運営。
以上の様な業務を現在は、宮部望兄、八木五夫兄、赤木きのえ姉、宇野詔子姉、金井佑子姉、日置恵子姉、川田俊和で分担し教会員皆様のお役に立ちたいものと、努力して居ります。私共の足らない所を御支援願います。
207号 部会便り(Ⅳ)奉仕・社会部 嵯峨道子
207号 部会便り(Ⅳ) 奉仕・社会部 嵯峨道子
奉仕社会部の顔、滝口さんより四月にバトンタッチをして早や半年余りが過ぎました。その間メンバーに支えられながら役割を少しずつ理解することが出来ました。その名の通り奉仕を通して社会との関りを持ち、それによって自己の信仰が育まれてゆくように思います。教会の中よりは外への働きかけが多く間口がとても広い様に思います。具体的な活動は①寿作業所昼食会及びバザーのお手伝い ②静養館、衣笠ホームおむつたたみ及び衣笠病院ボランティア活動。 ③各種署名及び募金活動。④平和の集い計画と実行 ⑤克己夏期クリスマス献金先検討等々です。 月一度の寿昼食会は一九八七年十月に始まり丁度十年を迎えました。今では炊き込み御飯、味噌汁、煮物、デザートのメニューがすっかり定着しとても喜ばれております。最後にメンバーの紹介を。奉仕社会部のことなら何でもOK滝口さん、笑顔で何でも引き受けて下さる山本(律)さん。“なんとかなるから大丈夫”と励まして下さる松本(トミ)さん。つよーい味方の平野さん。協力を惜しまない原(和)さん。フレッシュな風を吹き込んでくれる西山さん。そして忘れてならない会員部へ移籍の一柳さん。以上よろしく。
208号 部会便り(Ⅴ)財務部 松本繁雄
208号 部会便り(Ⅴ)財務部 松本繁雄
財務部会は、教会の働きを財務面で支えるのがその役割です。具体的に申し上げますと、
(1)
毎年一月に次年度会計予算案を作り、予算協議会の検討を経て三月の総会で審議決裁されます。決算は、五月の臨時総会に諮って承認を得ます。
(2)
予算は、経常会計と特別会計に大別されます。経常会計は月約献金、席上献金、感謝献金、CS献金が主な収入項目で、支出は礼典費、伝道費、会堂費、教会学校費献金寄付金等々、十五の経常的支出項目があります。特別会計は建築会計と克己・夏期・クリスマス献金勘定に分かれています。建設勘定に計上する収入は、建設献金やお仕事会収益等で、支出は会堂や牧師館の設備・修理工事費、什器備品の購入、教会債の償還が主な支出です。教会はまた、これらの収入から伝道支援等のために、毎年百五十万以上を外部の教会や団体に献金をします。
(3)
会員の皆様から捧げられる献金を銀行に預金したり、小口現金支払いや帳簿記帳等で業務は多岐にわたりますので、数名の教会員に分担して奉仕をして頂いております。毎月開かれる財務委員会の顔触れは、銀行企業等の実務経験者、会計簿記専門家等で、貴重なアドバイスや提案が頂けます。
文責 松本繁雄
209号 部会便り(Ⅵ)図書・月報部 八木智子
209号 部会便り(Ⅵ)図書・月報部 八木智子
◎図書 新しく購入したり寄贈された本はその都度、記帳し、ラベルを貼って書棚に収めます。全体の本の整理、修復などは年に一回位行っています。
◎「恩寵月報」の発行は年、六回奇数月末の日曜日に行っています。従いまして偶数月初の礼拝後の部会で編集と原稿の依頼を行っています。奇数月初の礼拝後の部会で集った原稿の割付けや見出し付けなどを行います。発行日の数日前、校正と印刷をして皆さまの週報BOXへの配布等をいたします。
◎他の企画としまして「自己紹介」は会員相互の理解を深め交流に役立てたいと三年前から始められましたがその後変更のある方、新しく会員になられた方々から出して頂いたものは昨年十二月に各会員に配布いたしました。
我が部では多くの方のご投稿をお待ちしております又編集の在り方など、どしどしご意見をお寄せ下さるようおねがいいたします。
時々ありますミスプリントなどこの場を借りてお詫びいたします。
八木智子
211号 部会便り(Ⅶ)総務・会堂部 川田峯子
211号 部会便り(Ⅶ)総務・会堂部 川田峯子
総務会堂部は、文字通り教会の総務全体にかかわる働きと、教会会堂や牧師館の維持管理や整備にかかわる働きを受け持つ部会です。
総務の仕事は、毎月行われる役員(長老)会の議事録の整理、年二回開かれる教会総会の議案の準備や議事録の整理のほか、教区・教団に報告したり届出をする書類の作成整理などが主なものです。
会堂関係の仕事は、毎週の礼拝が気持ちよく守られるように、多くの方々のご協力を得て行っております。毎週教会入口に書かれる「掲示の言葉」は松本とみさんがご奉仕くださり、週末の会堂の清掃は地区ごとに分担してくださる会員の働きに支えられています。講壇のお花も、当番の方がお宅から鉢植えを持ち寄るなど、少ない予算を遣り繰りして整えています。六月からは、教会学校のお母様がお手伝いくださり助かっています。
会堂の音響が素晴らしくなったことにお気付きでしょうか。また、今行われている一階の改修工事が済むと、七月末に会堂の大掃除を予定しています。会堂で行われる慶弔行事のお手伝いなど、会堂部の仕事は書ききれませんが、皆様のご協力のもと努めております。
213号 部会便り(Ⅷ) 教育研修部 山本仁
213号 部会便り(Ⅷ) 教育研修部 山本仁
教育、研修部は本年度より多少メンバーが入れ替わり現在五名で活動しています。主な行事としては春の一泊信交会および秋の一日研修会を主催したり聖書研究のお手伝いなどをしています。一泊信交会は、以前は一泊研修の名で一九七六年より始まりました。最近は、ほとんど戸塚聖母の園に宿泊し毎回二十から三十名の方が参加しています。内容は聖書と現代生活の係わりについて牧師先生から色々なテーマで解説していただき、それにそって各々が経験した事、直面している問題などについて発題、ディスカッションが行われます。夕食後は、お菓子などをつまみながら、普段は知らないお互いの以外な面を発見したりすることもあり是非、ご参加ください。
秋の一日研修会は、一九七四年よりスタートし教会にて行われています。毎年やはり二十から三十名の方が参加しています。本年度は他の行事の都合により開催されませんでしたが来年度はまた行いますのでよろしくおねがいします。その他、キリスト教や聖書関係図書の紹介(月報の一部をお借りして)、教会のご案内の英語、韓国語版の作成なども計画していますのでよろしくご協力ください。
286号 讃美歌小委員会 八木史子
286号 讃美歌小委員会 八木史子
『主を賛美するために民は創造された。』(詩102:19)
賛美の歌声の大きな教会は活気のある教会だと思います。神の恵みに対する応答の一つとしての賛美には感謝•願い•頌栄•信仰告白等が盛り込まれています。聖書の御言葉をメロディーにのせ、皆で声をそろえて歌う喜びをいつも大切にしたいと思います。
讃美歌小委員会 とは、長く使われてきた『讃美歌1954年版』から『讃美歌21』に変わった時、前牧師のご希望で、「讃美歌21の講習会」で学んだ奏楽者、聖歌隊指揮者の数名で組織されました。荒井牧師になられてからも、引き続き1年に4回開かれ、3ヶ月分の礼拝の讃美歌の一部を選出しています。毎回2時間以上かけ、主に教会暦にのっとり、季節感なども考慮し、長く親しんできた讃美歌を大切に、また新たに目を開かれるような讃美歌にもチャレンジしていきたいとの思いを込めて、全員で意見を出し合っています。
アンケートによれば、礼拝の讃美歌は90%以上の教会が牧師一人で選んでいるそうですが、どうしても選ぶ範囲が狭くなってしまうと思います。 委員会初めからのメンバーであるH姉のノートには、1998年『讃美歌21』が取り入れられてから、この教会で歌われてきた讃美歌の番号がすべて記録されています。 この委員会があることで、みなさんが歌える讃美歌の幅が広がっていったらいいな、と心から願っています。
289号 役員会主催コーヒーアワー&ミニバザーに大きな恵み!!
役員会主催コーヒーアワー&ミニバザーに51086円の大きな恵み!!
7月24日(日)礼拝後に開催されましたコーヒーアワー&ミニ・バザーに
ご協力頂き、心よりお礼申し上げます。
7月の役員会で急遽決まり、皆様にお知らせ。翌週には献品をお届け下さった方、手づくりの品をお持ち下さった方、パンを焼いて下さった方、お菓子を作って下さった方、冷たく冷えた沖縄のパイナップルを提供して下さった方、
そして何よりもそれらの品々を買って下さったり、食べて下さったりした皆様に心より感謝とお礼を申し上げます。
皆様のお気持ちが51086と言う数字以上の大きな恵みとして震災被害者支援募金として献げる事が出来嬉しく思います。
3月13日から東日本大震災災害支援募金を受け付けの暮金箱で始め、4月には長田センターに10万円、6月にはボランティアを被災地に派遣している鎌倉YMCAに5万円,そして被災教区の東北教区と奥羽教区に各10万円ずつ送ることが出来ました。甚大な被害を考えますと息の長い支援が必要となります。これからも皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
(役員・一同)
320号 待望の「レシーバー」を導入(総務・会堂部会)
320号 待望の「レシーバー」を導入(総務・会堂部会)
9月25日(日)の礼拝で、待望の「補聴器」が導入されました。
会員に高齢化が進む中で、礼拝説教が聴取にくいという声が高まっていました。
総務部会では、その声に応えるため、当教会堂にふさわしい「補聴器」を選定するため、メーカーに直接折衝して、実際に礼拝時に試聴を行うとともに、補聴器を取り扱う近隣の家電量販店やメガネ店で関連情報を入手して検討を重ねてきました。そして、試聴に協力してくださった方々のご意見や総務部会での検討を踏まえ、9月の役員会で採用を決定しました。
採用した機種は、「音声クリアガイドシステム」と言います。一般の補聴器とは異なり、使用する「耳かけ型受信機」(「レシーバー」と呼びます)は、「耳を塞がない耳介共鳴方式で騒音下でもハッキリ聴き取れ」るのが特徴です。また充電もカンタンです。今回は、レシーバー10台を購入しました。礼拝時に限らず、集会・会議でも利用できます。
最後にひとつだけお願いがあります。使用後は、そのまま持ち帰らず、必ず返却してくだい。
(総務・会堂部会)
323号 音響設備補修工事が完了(総務・会堂部会)
323号 音響設備補修工事が完了(総務・会堂部会)
先月下旬、長らく検討してきました、教会堂の音響設備補修工事が完了しました。従来の設備は、1997年に改修されてものですが、20年余が経過し、ここ数年はアチコチに故障が目立ち、青息吐息の状態となっていました。
改修計画は、昨年5月より本格的に検討を開始し、数社からプレゼンテーションを受け、総務・会堂部会で検討し、昨年11月の長老(役員)会で承認されました。工事は、3月22日~24日の4日間で行われ、音響設備は生まれ変わりました。
設備の内容は、会堂隅に置かれているラックの中にある、デジタルミキサー、プロセッサー、アンプ、メモリーレコーダーを入れ替え、スピーカーは会堂左右壁面各3台、ロビー1台。1階は牧師室、会計・教会学校室に各1台、集会室2台で構成されます。1階の集会室に映像を送るため、会堂に高性能のリモート・カメラ、そして集会室に大型モニター(50インチ)と、リモートカメラ・コントローラーを設置しました。なお、マイク、ラックは従来のものをそのまま使用します。既に導入した「レシ-バー」と合わせ、新しい音響環境が立ち上がりました。
礼拝録音は、SDカードに収録(約5年間分)されますので、新規のカセットテープの保管は不要となります。会堂の礼拝は、1階の集会室のモニターに、鮮明に映し出されます。コントローラーの操作でズームアップ、映像位置の移動も可。小さいお子さん連れの来会者、また、会葬者の多い式でも、モニターを見ながらの礼拝が可能となりました。
会堂
メモリーレコーダーには、CD再生機能がありますので、CDコンサートも実現します。集会室のモニターは、DVDの鑑賞、会議では、パソコンと繋いて各種映像やパワーポントの資料の閲覧もできます。
機能アップした新たな音響設備を活用することによって、教会活動の大きな飛躍が期待されます。(総務・会堂)