土足化

214号 土足化

土足化                           月報214号

〔総務会堂部から〕

 恩寵教会では、今、会堂に入る際にスリッパに履き替えないで外履きのまま入る試みを行っています。いわゆる「土足化」問題です。この問題の経緯などについては、昨年十二月十三日の礼拝後のお知らせの折に役員会における各部会報告の内容を整理してお知らせしましたし、同日配布された「牧師館だより」No51においても、菅根牧師から皆様に対してご理解とご協力をお願いしてまいりました。



 今のところ、履き替えないでそのまま会堂に入れてとても楽だし、大変助かったという声が多くの会員から寄せられていますし、また、礼拝が終わったあとの会堂を出る人々の流れがスムーズになり、玄関のところの混雑が解消されるようになったことなどのメリットが報告されています。



 一方、外履きのまま教会に入ることに抵抗を感じている会員がいることも事実です。日本人の生活習慣から外履きのまま屋内に入ることにためらいがあるという人もいるでしょうし、これまで会堂を大事に使ってきたことへの愛着から土足化には踏みきれないと思っている方もいると思います。



 もうしばらく今の試みを続け、皆様のお考えを聞いた上で、役員会として決定する方針です。