会堂建設(不要 57, 62, 108, 110, 114, 116, 160)

第1種教会建設式

109号 会堂建設実行委員会報告

会堂建設実行委員会報告        月報109号

会堂建設実行委員会報告          月報109号


 昨年十一月十一日に新教会堂設立にあたり、七ケ条のステイトメントを公示するとともに従来の計画委員会も今年四月をもって実行委員会と改称され、いよいよ八一年五月着工を目指し資金集めの具体的方策、及び会堂の青写真を構成する方向へと歩み出しておりますが、以下、現在に至る経過報告を致しまして、皆様と現状をしっかりと認識し、ご一緒に一層目標へ邁進する為、強固な決意を新たにしていきたいと存じます。


一.計画委員会及び実行委員会の歩み。


イ.七九年九月九日の総会にて、会堂建設計画委員会の設置が承認された。


ロ.同年九月三十日同右委員十二名を選出す。


ハ.同年十月十日、西田記念館にて「会堂建設の内面的問題」と題して一日の研修会を開催。


ニ.同年十一月十一日、平山拓三氏、細川道弘氏により「教会堂建築の精神」についてお話を受け、同日委員会より「建堂姿勢」を示す。


ホ.八十年一月、教会堂計画内容についてアンケードを求む。(三月二日集計済)


ヘ.同年一月、資金計画を公示し、共に教会債についてアンケートを求む。


ト.同年二月、資金作りの一環として一円募金、アルミカン、古新聞の回収と外部一般募金を開始。


チ.同年三月二十三日、総会にて計画委員会の答申案が可決され、八一年五月着工を目指す会堂建設が決議された。


リ.同年三月、計画委員会を実行委員会に改組。オルガン委員会設置。


ヌ.同年三月二九日、横浜銀行員で、磯子教会員の牧氏と実行委員との銀行融資方法について懇談す。


ル.同年四月、実行委員の分担を決定す。


二.新教会堂計画


 イ. 規模 二階建(七十坪) (一階)牧師館、集会室、厨房。
               (二階)礼拝堂、集会室
 ロ. 工期 (着工)一九八一年五月 (竣工)同年十一月


三. 資金計画


 イ.手持資金目標一五〇〇万円(八十年四月現在、一二五一万四千八十六円


 ロ. 教会債券目標一〇〇〇万円
    (八十年三月九日現在アンケート報告 九五五万円、
     八十一年一月より発行。

*漢字は、漢数字そのままで入力しました。

113号 会堂建設に向けて

会堂建設に向けて         月報113号

会堂建設に向けて         月報113号
(110号、114号、116号、は数字のみにて省略)


建設委員会報告 1981年2月1日


○建設予定 
 2月28日 設計図完了
 3月2日  建築確認申請を提出
 3月15日 教会総会 会堂取り壊し決議 
 3月31日 建築施工業者決定
 4月3日  牧師館移転
 5月17日 本会堂最終礼拝
 5月24日 保育園で初礼拝
11月30日 建築完成
○建築資金現状(12月末)
  総建築費予定額 51,000,000円
  建築献金    17,705,640円
  (目標額)   23,000,000円
  オルガン献金   3,362,789円
  債券予定額   14,150,000円 
  (目標額)   17,000,000円
  (現在提出額)  8,850,000円
   銀行借入   15,000,000円
  計       50,218,429円
借入返済方法:  利率 教会債 3%、銀行借入率8%
※年間500万円の建設献金を見込む。8年間で返済完了の予定 
    内訳:月定平均 300万円 25万×12ヶ月
       バザー等 120万 
       外部    80万 


所見  
 神の恩寵のもと、建設計画も着々と進行しています。皆様の並並ならぬお祈りと献身とに、建設委員一同一そう身も心も引きしまる思いでございます。
 1980年7月の臨時総会にて承認されました目標額 51,000,000円にあと781,571円に迫りましたが、あと諸雑費の上乗せも予想されます。
 又、上記の返済計画では年間500万円を見込んでおりますが、現状から考えましても、皆さまの長期にわたる根気づよい献身とお祈りを、よろしくお願いいたします。               野村

132号 会堂建設に向けて

会堂建設に向けて      月報132号

会堂建設に向けて      月報132号


“礼拝堂”雑感              


 私たちの教会もこの三月三日に十七年目の創立記念日を迎えた。最初、永松さん宅のお座敷で座布団を敷きつめ、少しずつ体をずらせて守った礼拝や、ほんの四年前の居間と応接間とをぶち抜いて、廊下や玄関口にまで椅子を並べてあふれんばかりに守った礼拝の頃とは異なった雰囲気が最近では譲成(醸成?が正しいかな)されつつあるようだ。新会堂は七ヶ月足らずの短期間完成の割には小じんまり(小ぢんまり、が辞書)とした中にも落ち着いた建て物である。
 内部の縦横にがっしりした梁が屋根を支え、素朴な木製の壁面にバランス良く配置された窓、いずれも設計者の信仰具現であり、また、牧者と教会員との信仰が凝固したものである。
 私はこの会堂が素直に大好きである。天にそびえ、神に近づかんとの西欧のゴシック調の壮大な教会堂にも、決して引けをとらない情熱と信仰とを感ずるのである。
 会堂が出来て三年余。会員数も早、この会堂が狭く覚える程になってきた。これからはかつての膝詰め合った頃からの心の交流と信仰に基づいた情熱との伝統を築き「天に宝をたくわえ」(マタイ6・20)なければならないと思うのである。                        (野村記)

202号 屋根改修工事についてのお話  吉田潤

202号 屋根改修工事についてのお話  吉田潤


 昨年9月22日(日)の台風により会堂屋根の棟の鉄板と屋根のスレートが剥がされ、教会敷地内及び隣家天野邸に飛ばされました。剥がされたスレートの一部は天野邸屋根スレートに当たり、落下して樋と網戸を破損、又一部はカーポート上屋のポリカーポネート板を破損し破片で車にも傷がつきました。又、隣家山本邸の雑木により教会西側堅樋が破損しました。


 屋根が剥がされた事により会堂内部パイプオルガン上部の天井から雨が漏りました。幸いパイプオルガンにビニールシートを掛けましたので、被害は免れました。


 翌日、屋根破損部分には防水シートを被せて応急措置とし、早速関係委員が被害状況及び原因の調査及び補修方法についての検討に入りました。


 被害状況は棟の鉄板約2mと西側屋根のスレート4枚が剥がされていました。原因については、屋根破損箇所の下地板や合板が相当腐蝕していました。以前より屋根(天井)内部に相当の結露があったものと見られました。会堂部分の屋根と天井の間は殆ど隙間がないため内部結露を起こし易く、又会堂内天井頂部にも以前より結露が認められていました。


 総合的に判断して、今回の被害の原因は、屋根内部が密閉されているため湿気が外部に排出されず結露し、その結露水により屋根下地が腐蝕していた事に因るものと判断しました。


 補修方法は屋根内部に空気層を取る通気工法に改修する事とし、又築後15年で屋根補修時期も考慮し、屋根の全面葺替え及び軒裏換気口と換気用棟金物の設置を行う事に決定しました。会堂天井の化粧合板取替え、入口上部のクロス張替えも併せて行う事としました。


 施工には教会建物の施工業者である第一建設工業に依頼し、見積額290万円、工期3週間で長老会で承認を得、契約を結びました。


 11月11日に工事に着手し、同月30日無事工事が完了しました。


 天野邸の破損箇所については、先行して同第一建設工業に依頼し補修工事を完了しました。


 今回の工事により屋根の耐久性能が向上しましたが、教会の築年数を考えますと今後も大規模な修繕が必要になると考えられます。今後は、神様に与えられたこの会堂を末永く礼拝と伝道の城として用いていけるように、関係委員では長期的な修繕計画を検討していきたいと思います。