月報部から

58号 新しい月報の発足 森井皓子 

新しい月報の発足


 私達の群が伝道所から第二種教会に移行しましたのを機会に、皆様のご要望と必要に応え、今迄お説教の要旨と会計、教勢報告のみを続けて参りました月報を、このように四倍の紙面に拡大して新しい出発をする事になりました。
 この月報はこの教会に連なる全員のもので皆様のご協力によって毎号が編まれ、満たされて参りますよう皆様のご投稿を心からお願い致します。
 ご投稿の内容はご自由で牧師の説教と諸報告に一定の紙面を用います以外は現在は規定はございません。毎月第四日曜日に発行の予定でございます。原稿締切りを第二日曜日と致します。又月報へのご要望、ご批判等もごゑんりょなく係りにお寄せ頂きたく存じます。
 教会の月報は個有のこの恩寵教会に於いて繰拡げられる様々な出来事の反省や夢などが盛られて、信仰生活を分ち合う交りの場でもありたいと願われます。礼拝や集会にお出になれない方々ともこの紙面を通して語り合い祈り励ましあって主にある交りを深め確かめ合えますように。遠隔の地の方々、身体のご不自由な方々のお顔を思い浮べながらこの月報の発行がどうぞ主にあって充分に果されます事を切に願いつつ、皆様のご協力を重ねてよろしくお願い致します。

月報委員会
森井皓子(No.58 1973年4月)

117号 編集後記(月報編集委員)

編集後記


 恩寵教会の月報は、長い間 橋本(恭)さんの御好意と御努力で何とか続けて来られましたが、この度改めて編集委員会が設けられ、新しいスタイルで再発足することになりました。
 橋本さんの今までの御努力に、此処で深い感謝の意を表させて頂きます。

 さて、御覧のような出来ばえで(※注)ともかく一度出してみて、それから色々検討し、少しづつでもよきものにしようという考えです。どうぞ活発な御意見を編集委員会までお寄せ下さい。

 しばらくは隔月に発行したいと考えています。月報には記録保存の意味とか、会員の情報交換、相互の親睦増進とか、色々目的があろうと思いますが、いづれにしても、会員の皆様に親しまれ、その発行が待たれるようなものにしたいと念願しています。

 インドのカルカッタで奉仕活動をしている内藤のぞみさんから、『信徒の友』で恩寵教会の記事をみて、大変懐かしかったというお便りがありました。偶然とはいえ恩寵教会もインターナショナルになったものです。

 風の強い朝は、江ノ島の桟橋の上に見える富士山も真白に雪化粧しています。朝晩はめっきり肌寒くなりました。皆さまどうぞお風邪をお召しになりませんように。

 次号には、”教区音楽祭奮闘記””初めてのクリスマス”など特集する予定です。

編集委員
森井皓子、野村利孝、福本宣彦、山口みどり、山本敬

※ 月報がそれまでの手書き原稿印刷から活版印刷となった

117号 1983年11月  編集後記

119号 編集後記 山本敬

編集後記


 月報もようやく新しいスタイルで発足してより、やっと予定通り三号目を発行することが出来ました。三日坊主にならぬよう、頑張っていきたいと思います。

 会堂も新しくなって満一年、在籍者も、主日礼拝の出席人数も、大巾に増えました、そして教会の財政も収支とともに延び、順調に運営されています。世の中が不景気で、何処でも四苦八苦している時、私共の教会の財政は、それ程苦労もなく予算をたてることが出来ました。本当に恵まれていると思います。

 借入金や教会債の返還計画も、五十七年度は、予想以上に順調にいきましたが、しかし現実には、まだまだ多額の借金を抱えている事は事実です。今後もみんなで心をひきしめて、協力し合ってゆきたいと思います。

 この月報も、相当の印刷費がかかります。何となく読み捨てられてしまうものでなく、皆様への情報伝達というだけでなく、何か心の隅にでも残り、又よき記念、よき記録として残されるような月報にしたいと思います。何卒積極的に皆様が御投稿下さるよう、お待ちしています。
(山本敬)

119号 1983/4/3


120号 編集後記  

編集後記  120号


鎌倉の低い山々をおおう新緑が目にまぶしい頃となりました。花にさそわれ、キラキラ光る海にひかれて観光客が増々多くなっています。鎌倉の古寺を訪れる人々に、佐助の当教会の建物がどんなふうに感じられているのか、ちょっとインタビューでもしてみたいなどと思ってみたりします。

 教会のワンチャン「シロ」が仔犬を五匹産みました。母親が「シロ」なのにクロあり、まだらあり、皆それぞれ違うのに感心してしまいます。人間も、同じ親に生れながら、性格、能力に差違があり、良いにつけ悪いにつけ、どちらの親から受けたのかが問題になったりします。しかし人間の場合、最后の責任は、本人でしょう。

 その仔犬も、四月二十九日のバザーで何匹か子供達の手にだかれて、親犬のもとを離れました。誕生后一ヶ月で一人立ち(一匹立ち?)の試練に合ったわけです。恩寵月報も一人立ちならぬ再出発して約六ヶ月たちました。ヨタヨタと歩んでおりますが、そろそろ皆様の御意見、御感想等をお聞かせいただきたいと思います。又御投稿もお待ちしておりますので編集委員長(山本敬)のポストへいつでもお届け下さるようお願い致します。(山口 記)

150号 編集後記  三嶋信

150号 編集後記  三嶋信

 この号が、内藤先生追悼の号となろうとは、夢想だにしなかったことです。如何な境遇の展開に逢うとも、総ては神の御恵の中に在るという信仰は先生が常に説いて下さっていたところでした。しかし、現在は揺れ動く想いの中での編集となりました。鈴木先生を始め貴重な原稿を皆様から戴きました事を感謝いたします。(三嶋)